形式ばらずにリラックスして行きましょう!
Pythonの生みの親はグイド・ヴァンロッサムという方だそうです。Wikipediaによると
1989年12月に趣味の延長としてプログラミング言語 Python の開発を始めた
マジ!? しかもクリスマス前の週の暇つぶしのためだそうです。はいー?そんなんで、プログラミング言語って作れちゃうんですか?
なんか、こういうことできる人ってどうなってるんですかね。想像もできません。
ということで、今回はそんなPythonの公式チュートリアルの3項目目、『形式ばらない Python の紹介』です。
https://docs.python.org/ja/3/tutorial/introduction.html
前半はPythonを電卓として使うと銘打ってあります。対話型で簡単な(電卓でもできるような)計算をしてみようっていうノリですね。
でも、途中から文字列とか、リストとか出てきて、あれ電卓どこ行った的な感じもありますが、なにせ形式ばらないと宣言されていますから、そういうことですね。ハイ。
じゃあ、かいつまんで行きたいと思います。
まず、最初はコメントです。プログラムを書いているとメモ的なものを書きたくなるときがあります。そんなときに使うのがコメントです。
Pythonはでは"#"を使います。#を書くとそれ以降はプログラムとして意味を持たないよということをPythonに知らせることができます。
行の先頭に書けば、その行はまるごとコメントになります。途中に書くとそれ以降がコメントになります。
今回は対話モードを使っているので、あまり関係ありませんが、スクリプトを書くときにはすでに書いたプログラムを部分的に無視させるときに使うこともあります。これはコメントアウトって呼ばれていて、処理がうまく行かないときに原因を探る際などによく使います。
次に、数です。数を表す型を数値型と言いますが、数値型には整数と小数があります。整数はint型(英語のInteger)、小数部のある数はfloat型(浮動小数点という表し方をしているから英語のfloat)です。例えば1はint型ですが、1.0はfloat型です。人間にとっては同じ数ですが、コンピュータは違うものとして扱います。Pythonは動的型付けなので、入力された数値を自動的に判断してこれらの型付けを行います。
例えば、1+1という演算をするとint型の2を出力しますが、1+1.0とするとfloat型の2.0を出力します。これは、intとfloatが混ざっている演算をする場合にPythonがint型の数値を自動的にfloat型に変換して演算しているからです。
すでに使っちゃいましたが、次は演算子です。これは基本的には算数の四則演算記号と同じですが、ちょっと違うものもあります。
例えば算数にはない"%"です。これは割り算のあまり(剰余)を演算します。"/"は割り算の答えをfloat型で出力しますが、"//"とすると、小数部を切り捨ててint型で出力します。また、掛け算は"*"ですが、"**"とすると累乗になります。2**3は2の3乗です。最後に"="ですが、これは算数のイコールと全く意味が違います。代入演算子と呼ばれて、左側にある変数に右側の何かを代入するという意味になります。
さて、変数が出てきました。変数に代入すると言ってもピンとこないかもしれません。でもそんなに難しいことではなくて、数値などに名前をつけていると考えるとわかりやすいと思います。例えば消費税込みの値段を計算するときには消費税率を
tax = 0.1
とします。0.1に名前がないとこれが何を表しているのかわかりませんが、taxという名前をつけたことで消費税率であることが表現できます。
さらに、りんごの税抜価格にも名前をつけてみましょう。
apple = 120
りんごは120円のようです。それでは税込価格はいくらでしょう。
tax_included = apple * (1 + tax)
こうすることで、税込価格(tax_included)には132が代入されます。りんごの税込み価格は132円ですね。
最後に書いた税込み価格を計算する式はりんごの値段が変わっても、消費税が増税されても変わらずに使えるようになります。
これが変数の役割です。つまり、数値に名前をつけて意味をもたせるということですね。
長くなったので、このへんで一旦切り上げます。次回も、『形式ばらないPythonの紹介』を第2段として取り上げる予定です。
