ランニングインストラクターの北村修造です。
「骨盤の角度」はとても大事です。
効率的なランニングフォームの肝と言っても過言ではありません。
「骨盤の角度」の表現は、いろいろな言い方をしますが、
・骨盤を立てる(良い姿勢)
身体を横から見て骨盤の上と下が地面に垂直
・骨盤を後傾させる(悪い姿勢)
身体を横からみて骨盤の下が前に出て、上が後ろに下がっている
・骨盤を前傾させる(ランニング向きの姿勢)
身体を横からみて骨盤の上が前に出て、下が後ろに下がっている
と定義しましょう。
ランニングレッスンで多くの生徒さんを見ていると、普段の姿勢で「骨盤の角度」が、
・立っている
・後傾している
・前傾している
に分かれます。
この傾向はそのままランニング姿勢に現れること多いです。
ランニングでの理想の「骨盤の角度」は
「軽く前傾している」
です。
「後傾している」は非常に悪い姿勢です。
試しに無理やり酷い「骨盤の後傾」をした状態で走ってみてください。足が前に出て腰は落ち、走り難いことがわかります。
「前傾し過ぎている」も悪い姿勢です。
「骨盤が前傾し過ぎる」と背骨の腰部分の反りが大きくなり、「反り腰」と言われる状態になり、腰の負担が大きく、腰痛になりがちです。
「軽く前傾をしている」状態は、上体も軽く前傾し易く、股関節も動かしやすい状態になります。
軽い上体の前傾は、推進力になりますし、股関節が上手く使えるのもとても良いです。
※参考:過去ブログ「股関節を使いましょう!!」
http://ameblo.jp/shuzo-run-shcool/entry-12276090129.html
普段「骨盤が後傾している」が、ランニングの時だけ「軽く前傾」にしようとすると、骨盤周りに力みが入ることがあります。
日常生活でも骨盤の角度を意識して、良い姿勢を習慣にすることが大事です。
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