その日、大事な話があると言って呼び出された。
大事な話。心当たりがあるような、ないような。少し不安と期待の混じった気持ちで、私は彼との待ち合わせ場所に向かった。
ここで彼と食事をするのも、何度目になるだろう。
こじんまりとした、だが美味しい海の幸を楽しめる料理屋だ。
彼は今日も先に着き、私を待っていた。
「お疲れさまです」
私が声を掛けると、彼はいくらかほっとしたように笑顔を見せた。
カウンターの上には、すでにいくらか箸のつけられた料理と、グラス半分ほどになったビール。
「ビールでいい?」
「はい」
私もカウンターに並んで座る。
彼は少し酔っているのだろうか、少し顔が赤かった。
ビールが運ばれてきて、彼の選んでいただろう料理が運ばれてきて、私たちは他愛のない会話をしながら食事をした。
そして食事が一段落して。
「なんですか、話って」
切り出したのは、痺れを切らした私の方だった。
「ん? あぁ、……いや、」
彼は少し視線をさまよわせた。わずかに首をかしげて、私の顔を眺めた。
「……うちに、来ないか」
もしかしたら、という期待がなかったといえばウソになる。
だが、そんな自分に都合のいい話を妄想して期待するほど、うぬぼれてはいない。
「私で、いいんですか?」
「いいよ」
彼は言いたかったことを言えた安堵からか、少し笑顔を見せた。
「よろしく、お願いします」
彼と共に歩むことは、けっして楽な道が約束されたことではないことは充分分かっていた。
だからこそ、彼も私に言うことをためらったのだ。
おそらく、厳しい道になる。だが、それ以上に得られるものがあると、そう思えたから、私の心に迷いはなかった。
そんな私の心を見透かしたかのように、彼は複雑な顔をして、私を眺めていた。
大丈夫、そんなことを口には出せないけれど。
私の新しい人生の第一歩が始まった瞬間だった。
さて、何の話でしょう。
分かったら、神!(神代ちゃん除く)(笑)
ちなみに全然こんなふいんき(なぜか変換……略)ではなかった。
設定からして、そもそも全然違う、が……
まず二人ともこんなキャラじゃないしね(爆)
あっ、カテゴリーに注意ですよ♪