アカシック鑑定でも
コーチングセッションを通じても、
クライアント様(あるいは私たち)の
人生に大きな影響を与えているものがあります。
 

それは親の教育による影響です。


両親の価値観は
その人の人生に
非常に大きな影響を
与えているようです。
 

誰でも両親からの影響は
何かしら受けているとは思います。

(希薄だったとしても、
その希薄だった関係性が
人生に色濃く反映されてきます)


この両親との関係による
影響力はかなり強力かもしれません。

 
両親としては、
子供の将来に良かれと思っていた、
あるいは無意識的な言動として
子供に接してきたことばかりだと思います。

 
子供は理屈ではなく
心で親からの言動を受け止めます。

それが気持ち的に
受け入れられることでも
そうでなかったとしても。

 
親の強制力の前に、
反論したくても反論できない
(反論したら怒られる、
愛情を失う恐れ)ため、

感情を押し殺し、
親との関係性を保とうとして、
自分の気持ちを押し殺して

親の価値観を無理やり
自分に適用させようとします。

 
そして時は経ち、
大人になり独り立ちをして
親の管理下から解放されます。


しかし心は解放されていません。


学校に行って社会人になって、
大人の論理を身に着けたとしても、
MBAを取ったとしても、
社長になっとしても、
心は当時の状況に当てはめたまま。

 
すると、
社会に出ても人との関係性・恋愛や、
仕事、経済、健康、人生観などに
自分に無理やり適用してきた
親の価値観が影響してしまいます。

 
つまり、
自分じゃない価値基準に
沿わなければならない
ルールを作っていしまい、

自分の本当の気持ちを
表現して生きれなくなってしまうのです。

そうして、
生きづらさが生まれてきます。
 
しかし、
そのルールを守る
(親の価値観を守る)ことが
重要だと無意識レベルで
刷り込まれてしまっているため、
仮に生きづらさを感じる価値観でも、
自分が親になったら同じことを
子供に教育としてしつけていきます。 

 
やがてその家系特有の
行動思考パターンが形成され、
その家系特有の
引き寄せの法則が発動してきます。
 
それがよいものならよいでのすが、
必ずしもよいものばかりではありません。


もしご自分があることに
生きづらさを感じていて、
それが過去の親との関係性に
関連していると感じたら、
こんなことをやってみるといいかもしれません。

セッションでは
じっくりサポートさせて頂きますが、
ここでは簡単に。
 

まずは当時の自分に戻った気持ちで当時の親に対して、

・自分が親に対して本当はどうしてもらいたかったか?
・自分が自分や親に対して本当はどう思ったのか?

を素直な気持ちで明確にしてあげるといいです。


そして、
「その感情を持ってもいいんだよ」
とご自分に許可してあげてください。


大人の論理や常識・倫理観は一切無視してください。


それらを無視しないと、
このワーク自体にも意味がありません。

可能な限り子供のころの
本当の感情を引き出してあげてください。

そんなことを
少しずつでも繰り返していくと、
人生への感じ方が変わり、
生きやすくなってくるはずです。

 
逆に言えば、
親が子供の自主性や価値観を尊重した育て方をした場合、それも子供(あるいは子孫を含めて)に対して非常にポジティブな影響を与えるということです。

そんな点は感謝しながらもっと伸ばしていきたいですよね。


いずれにせよ、
植えつけられてしまった制限は、
自分から解除していく決断と、
自分に自由を与えていい許可を
出してあげていくことが大切ですね。