こんばんは。しゅうです。


日本はとても素晴らしい国だと思います。

これだけ高度に発達した技術と社会秩序にバランスを持たせ、様々な文化を融合させ尊重することができることは驚異的でもあります。

そんな素晴らしい国だからこそ今に憂いも感じています。

景気回復云々の議論が続いていますが、働く人も消費する人も少なくなる中で、景気回復と言っても正直難しいと思います。 少子化を止めて人口を増やない限り、結局何をやってもうまくいかないかもしれません。 長期的な計画を持ち、緩やかでも子供が増えて育っていく社会を作ることが必要だと感じています。

残念ながら、今の社会制度は子供を産むなと言っているようにしか思えない状況です。また、老後の年金制度も、言ってみたら、国が行っているねずみ講のようなものだと思います。子供や孫が増えていくことが前提のシステムですので、支える若い人たちがなくなれば当然支払いも減りますし、支える側の負担も当然大きくなります。 かと言って他国から移民を受け入れることは、ほぼ単一民族国家の日本では、治安面で大きな不安を感じる人が多くても仕方ないと思います。

恐らく即効性のある策はなかなか出てこないと思います。

最近は何でも短期での利益を求める風潮があるのですが、国の礎となることには少し時間をかけなければならないと思います。 10年単位、20 年先を見据えた計画を練る必要があるのではないでしょうか。

子供という大きな可能性を、多く生み出せる環境。それと、しっかりとした教育制度。特に、世界は英語で動いていることもあり、日本の良さを学びつつ英語で表現できる能力は必ず必要になると思いますが、将来の国の礎となる子供たちを大切に育てられる社会が特に必要だと思います。

残念ながら、最近の政治的な動向は、これまで以上に大衆迎合的な印象を受けざるを得ません。他国からの脅威があるからと言ってすぐに軍隊云々の話が出たり、みんなが嫌だと言っているからと言って安直に脱原発を掲げるというのは慎重に考えなければならないと思います。

安全性の担保が取れない原発の稼働はこれ以上は続けるべきではありません。 ただ原発を完全に無くすことによる代替エネルギーの方向性や料金負担、オイルショックのような事態再燃時の対応など、生活やリスクを考えた上での脱原発なのでしょうか? 世論の流れが、脱原発の必要性の有無という観点ではなく、反応的かつ感情的な方向で進んでいるような気がしてなりません。

私は特定の政党を支持しているわけではありません。ただ願うのは、これからも日本が日本として素晴らしい国であってもらいたいということです。 

そして震災や社会状況で困難な状況に陥っている方々が癒され元気になってける国が日本であってもらいたいと思います。 また、他国に迎合しすぎたり、逆に不要に大声で主張したりしない、「和を持って貴しとなす」精神であり続けられたらいいなと思っています。

選挙を通じて誰に任せるべきかというより、まずは自分自身として今何ができるのかを考えていけたらいいなと考えております。