政治は今、衆議院の解散をいつするかという点がクローズアップされています。
民主党は年明けに先送りしたいようですが、自民党などは年内解散を目指しています。
停滞している政治を少しでも早く動かしたい意図でしょうが、さてどうなるでしょうか。

参考↓『自民・安倍総裁「12月24日クリスマスイブ投開票もあり得る」』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121111/stt12111112020001-n1.htm

(以下、記事の一部)
自民党の安倍晋三総裁は・・・テレビ朝日番組で、次期衆院選の投開票日について「12月23日は天皇誕生日だから、その日の投開票はどうかという考え方は強い。であるならば24日のクリスマスイブということはあり得る」との考えを示した。
・・・12月16日までの投開票を訴えてきたが、投開票が1月にずれ込めば経済に影響を与えるほか、新政権が平成25年度予算を速やかに編成、執行するためにも、年内に投開票を実施する必要があることを改めて強調した形だ。
日本維新の会や石原新党など第三極との連携に関しては「来年7月の参院選までは法律、案件ごとにパーシャル連合(部分連合)をやっていくのがいいのではないか。衆院選が終わった後はさまざまな可能性は残しておきたい。課題ごとに組んでいくことはできる」と述べた。


年内中の投開票を目指すなら、12月16日が本来なら妥当な日程かと思います。
クリスマスイブの選挙となると、投票率の大幅な下落が気になります。
今年は天皇誕生日が日曜日なので、イブが月曜日で連休となっています。
このカレンダーで、高い投票率を望むことは限りなく不可能ではないかと思います。

この選挙は、政治の方向性が大きく変わる可能性が高い重要な選挙です。
勿論、どの選挙も重要なのは間違いないですが、今回は特別な意味があります。
政権交代して与党になった民主党に対する国民の評価が示されることになるからです。
そういうことを考えても、イブの投開票は回避すべきところかと思います。
年末年始が絡むと日程が難しくなるのは、どの世界でもやむを得ないことです。