オリンパスの前会長など、粉飾に関与した人たちが逮捕されました。
少し時間がかかった印象はありますが、事件の全容がどれだけ明らかになるでしょうか。
悪い言い方をすれば、証拠隠滅の時間を与えてしまったという感じもあります。

参考↓『オリンパス菊川前会長、外部協力者ら計7人逮捕』
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120216-OYT1T00302.htm

(以下、記事の一部)
光学機器大手「オリンパス」の粉飾決算事件で・・・同社の前会長・菊川剛(70)、前常勤監査役・山田秀雄(67)、前副社長・森久志(54)の3容疑者を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕した。
粉飾額は約1100億円。指南役とされる外部協力者4人についても・・・同日、逮捕した。
・・・菊川容疑者ら旧経営陣3人は外部協力者と共謀し、含み損を抱えた金融商品を英領ケイマン諸島に設立したファンドに移し替える「飛ばし」などの手口で、2007、08年3月期の資産額をそれぞれ約1100億円水増しし、有価証券報告書に虚偽の記載をした疑い。損失は国内3社などの買収で捻出した1348億円で穴埋めした。
外部協力者は、投資助言会社「アクシーズ・ジャパン証券」元役員中川昭夫(61)、コンサルタント会社「グローバル・カンパニー」社長横尾宣政(57)、同社役員羽田拓(48)、同社元役員小野裕史(50)の4容疑者。・・・損失隠しに使ったファンドの設立・運営に関与したとされる。

逮捕は当然でしょうが、関与した人物がどれだけ本当のことを話すでしょうか。
逮捕まで時間があったので、その間に口裏合わせなどをしているかも知れません。
結果的に、何もわからないまま終わってしまう可能性も十分にあり得るでしょう。

本件は、有価証券報告書の虚偽記載が逮捕の容疑となっています。
粉飾額が1,000億円を超え、かなりの巨額の粉飾となっています。

どうしても比較してしまうのが、ライブドア事件での粉飾額約50億円でしょうか。
堀江氏は、同じ有価証券報告書の虚偽記載で2年6ヶ月実刑判決を受けました。
時間外取引などの印象が強いですが、それらの行為自体は当時としては合法でした。
メディアは彼を悪人という前提で報道しましたが、罪に問われたのは虚偽記載だけです。

その点を踏まえると、オリンパスの粉飾は相当に重い罪でないとバランスが悪いです。
大きな事件の割りには、報道がおとなしいような気がするのは気のせいでしょうか。

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