オウム真理教の元幹部の平田容疑者逮捕は、年初に大きな衝撃を与えました。
その逮捕に至るまで、彼は警察にたらい回しにされていたようです。

参考↓『「ずっと国内にいた」警察へ10回電話も話し中』
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120104/crm12010401340000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120104/crm12010401340000-n2.htm

(以下、記事を一部引用...)
平成7年2月の東京・目黒公証役場事務長監禁致死事件で逮捕されたオウム真理教元幹部、平田信(まこと)容疑者(46)が3日、接見した弁護士2人に16年10カ月の逃亡生活について「ずっと国内にいた」と話していることが分かった。滝本太郎弁護士が明らかにした。出頭日の行動に関しては、JR大崎駅から警視庁大崎署に行った説明しているというが、それ以前の足取りは明らかになっていない。警視庁は周辺の駅の防犯カメラや切符などを分析し、足取りの裏付けを進める。
滝本弁護士によると、平田容疑者は12月31日午後9時ごろ、JR大崎駅から大崎署に着いた。署内への入り方が分からなかった上、自分の手配ポスターも見つからず、署員の姿もなかったため「捜査本部ではないのかな」と思い、同署への出頭をあきらめたという。
大崎駅へ戻る途中の公衆電話から、警察当局が教団特別手配容疑者の情報提供を求めるフリーダイヤルに電話すると、話し中でつながらなかった。電話は約10回したという。
その後、「平田信の担当はどこか」と自ら110番通報。指示された警視庁本部に行くことにした。
警視庁本部へはJR山手線を利用して恵比寿駅に行き、地下鉄日比谷線を経由して霞ケ関駅から向かった。同日午後11時35分ごろ、本部庁舎前で警備の機動隊員に「平田信です。出頭しにきました」と告げたが、悪質ないたずらと判断され、丸の内署や近くの交番に行くよう促されたため、歩いて丸の内署に行き名乗り出た。
その際「僕って背が高いでしょ」と玄関前にいた女性署員に言うと、「嘘? 本当にそうなの」と驚かれ、署内に引き入れられたという。
(以下、記事を一部引用...)
滝本弁護士は大崎駅以前の足取りに関しては「ノーコメント」としたが、逃亡生活について平田容疑者は「ずっと国内にいた」と話しているという。
一方、捜査関係者によると、12月31日夜に平田容疑者と似た人物が新幹線のJR品川駅改札口付近を歩いている姿が防犯カメラに写っていたが、映像を分析したところ別人と判明した。

この内容が事実なら、警察は何度か逮捕の機会を逃していることになります。
結果的には逮捕できて事なきを得ていますが、危うく大失態となるところでした。
ただこれは、終わり良ければすべて良しという訳にはいかないでしょう。
大晦日の夜という気の緩みかも知れませんが、緊張感がなさ過ぎる印象があります。
仮に悪戯だと疑っても、もう少し確認すべきことはあったのではないかと思います。
堂々と名乗って出てきたのですから、対応があまりにお粗末です。

こういうことでは、時間が過ぎた事件を解決するのは難しいかと思います。
オウム事件に限らず、過去に起きた凶悪犯罪が解決できないのも無理はありません。
お金になる交通の取締りばかりやっても、本当の平穏な社会は築くことができません。
力を入れるべきところを、どうか再考していただきたいものです。

関連する過去記事↓
『一連のオウム裁判が16年以上かかって全面終結』
『オウム裁判が終結した後の平田容疑者の逮捕』