吉報 | 渡辺修也オフィシャルブログ「雨ニモマケズ」Powered by Ameba

吉報

もごもごと反芻して

練り合わさったものが出てくるのを待っている。

待っている。
 

唯一無二でありたい、私は私の軌跡を遺したい
などという熱い情熱や欲といった

もうそういうものでもなく
覚えて覚えて忘れて忘れて
それでも残らざるを得なかったあれや

日常で繰り返し繰り返しよごれ染み込んだあれや

特に大事とも思わず捨てる気も起きなかったこれなどが

胃や酸、二酸化炭素、小さくとも一つの遠心力、心の

で練り合わさって出てくる私の中の何かのかがやくかけら


サンタを乗せ忘れた年明けのトナカイのような吉報を待っている。