無意味なもの | 渡辺修也オフィシャルブログ「雨ニモマケズ」Powered by Ameba

無意味なもの

どうしても意味を持たせたくて

意味のあることばかりを
したり書いたりしようとする
(それは意味がないことに対する恐れから)
意味を持たせれば持たせるほど

かえって意味が薄くなっていく

 

無意味なものと無意味の間にこそ

意味あるものが生まれる

有理数と有理数の間に無理数があるように

無意味なものを出すとは

勇気を持つことなのだ
無意味さに挫けぬ心を持つこと

そして意味は時間が生むのだ

待たなければならない
熟成も発酵も成長も
必要な時を縮めることはできない

待つ力なのだ意味は
人生が有限だとしても
無限の心を持って待つこと
意味と無意味の成層の上に
自分の人生が成り立つことを