ここまで
川べりのベンチの
風に揺れる街灯の影に座る
春と呼ぶには強すぎる風に
身を晒している
髪もTシャツも真横になびく
月から雲を剥ぎ取るように
どうか強風よ俺からも
何か剥ぎ取っていってくれないか
軽すぎる魂や臆病な心を
重すぎる身体や歯を
今聴いてるエレカシの歌声を
どうか西の果ての上流まで
いいかげんな臭いや存在を
脆弱な倫理や道徳を
スプーンひと匙の勇気を
東の生まれた山の麓から
どうかここまで
川べりのベンチの
風に揺れる街灯の影に座る
春と呼ぶには強すぎる風に
身を晒している
髪もTシャツも真横になびく
月から雲を剥ぎ取るように
どうか強風よ俺からも
何か剥ぎ取っていってくれないか
軽すぎる魂や臆病な心を
重すぎる身体や歯を
今聴いてるエレカシの歌声を
どうか西の果ての上流まで
いいかげんな臭いや存在を
脆弱な倫理や道徳を
スプーンひと匙の勇気を
東の生まれた山の麓から
どうかここまで