なんだろう

書いたものを読み返すと

たいがい書きすぎで気恥ずかしい

言葉を重ねるほどに

意味は狭まり

喋るほどに遠ざかる　本当から

年を取れば

他人など気にならず

おおらかになるはずだった

だが実際は己の特性がより先鋭化し

浮き彫りになるだけであった

一生懸命になるほどに

なんだかよくわからなくなっていく

シンプルであろうと物を捨てるほど

欲しいものが増えていくような

でたらめに　衝動のまま

打算を捨て　保守的でなく

未来をみず　意味もなく踊る

そうなるはずではなかったか

こんな夜中に

700kcalの菓子パンなど

罪悪感のかけらもなく食べられるくらいに