非言語コミュニケーションの1日③ | 渡辺修也オフィシャルブログ「雨ニモマケズ」Powered by Ameba

非言語コミュニケーションの1日③

アジア系の母娘息子の3人家族に、次の特急かいじに乗らなきゃ八王子というかそもそも今日中にナゴヤにつかない、というのを伝えます。

が、???みたいな顔をしています。するとお母さん、

「Hachiouji to Nagoya, 2 station?」

え?八王子から名古屋まで二駅って?

いやいやいや!もっとあるよ。って持ってた紙をみせてもらうと、八王子から新横浜いって、新幹線のって名古屋みたいな、すんごいザックリしたメモ出てきた。

「ノーノーノー!大月から八王子ワンステーション、&八王子、ユーチェンジトレイン、あー横浜ライン、to新横浜アバウト18ステーション、そしたらユーライドオンひかり539、ディスイズファイナルトレイントゥデイ、5ステーション、アライブアットナゴーヤー!well...

ユーテイク、アバウト、3アワーズ。フロムなう」

「what's??」
「3アワーズ。」
「Oh...」

ようやく事態が飲み込めた様子。なんとも気の毒です。しかしうまく乗り換えなど理解させてあげられない。。。新横浜か、町田だから途中まではいくけどなあ。。。うーん。。。特急乗らなくても帰れるんだけど。。。

「…オーケー、アイライド特急かいじ、ウィズユー。フォローミー」
「Realy!?」
「ヤー」
「Oh! thank you‼︎ ...Ah...sorry...where...restroom??」

ってことで、説明しきらんかったから、結局特急に一緒に乗って町田まで案内するとに。母娘はホッとしたらしくトイレに行きたかったみたい。

で、息子さんに新幹線の乗り換え口もちょっと難しいからっつって構内図みせて、息子さんの方が英語さらに堪能でないので、ほぼマイムで

「あー、アップステアゥエイ、トゥットゥットゥッ(階段のマイム)、ターンライト!(右向く)ゴーストレート!(歩くマイム)ダウンステアゥエイ!(階段おりる)…」

と説明。わかってもらえたみたい。

この後も中学生のマイムワークよりもある意味激しくジェスチャーを交えながら家族と共に1時間30分の小旅行。身体使ったぁ。。。

なんでもインドネシアから来ていて、名古屋に叔父がいるらしく、明日からは京都大阪を回るんだそうな。

それでも町田では名残惜しく「テリマンカシー(インドネシア語でありがとう)」と固い握手を交わし別れました。


いやぁ。。。ほんとに、身体をつかった、ノンバーバルな1日でありましたことよ。