青空 | 渡辺修也オフィシャルブログ「雨ニモマケズ」Powered by Ameba

青空

今日もいい天気だ。
風が気持ちいい。
梅雨にむけて雨を貯めているみたいに、あっけらかんとした空っぽの空。
そんな五月の空をみているといつも思い出す歌がある。
ザ・ブルーハーツの『青空』。

ブラウン管の向こう側
カッコつけた騎兵隊が
インディアンを打ち倒した
ピカピカに光った銃で
できれば僕の憂鬱を
撃ち倒してくれればよかったのに

神様にワイロを贈り
天国へのパスポートを
ねだるなんて本気なのか?
誠実さのかけらもなく
笑っている奴がいるよ
隠しているその手を見せてみろよ

生まれたところや服や目の色で
一体この僕の何がわかるというのだろう

運転手さんそのバスに
僕も乗っけてくれないか
行き先ならどこでもいい
こんなはずじゃなかっただろ?
歴史が僕を問い詰める
まぶしいほど青い空の真下で


優しいロックだな。
ブルーハーツは、優しいメッセージを強いロックで包んでくれる。
なんというか、雨の中で捨て猫を拾う不良みたいな。栗みたいなウニみたいな。
そのギャップに胸を揺さぶられる。
それにしても真島昌利は天才だ。


しばらくは穏やかな五月の青空の下で『青空』を口ずさむ日々が続くだろうな。