クラフトワーク | 渡辺修也オフィシャルブログ「雨ニモマケズ」Powered by Ameba

クラフトワーク

以前にも書きましたが、僕は肥満児だった頃の名残から、股ずれでジーンズがすぐにダメになってしまいます。

それと同じくらい酷いのが「靴の片減り」です。歩き方がダメみたいで、もう三ヶ月くらい履いていると踵の外側がチョコレートかと思うほど減っています。

ジーンズもブーツも大好きで、経年変化が楽しみにも関わらず、体はそれに一番向いていないという悲しい現実があるのです(涙)。

というわけで、どうしてもリペアが必要になのですが、灯台もと暗しとはこのこと!町田に最高のリペア屋さんがいたのです。その店の名も「クラフトワーク」。町田の仲見世商店街にある小さなお店。

おじさんに話を聞くと、持っていた店を後継人に譲って、あとは自分で好きに靴をいじれる場所が欲しかったと。そういうだけあって、ブーツの話になると盛り上がって全く終わりません!僕も薀蓄聞くのきらいじゃないので、きっとキラキラした目で聞いてたのでしょう、要件を頼む前に簡単に30分ほど話し込んでしまいました。

楽しすぎてこれじゃいかんと思い、片減りの相談をすると、靴の縫製方法まで遡って何がベストか教えてくれます。色々話をした上で、僕のエンジニアブーツは、ソールだけビブラムの100番で張り替えることに。
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ゴツさが増して良い出来。ウットリ。。。町田のこんな小さな店に名人というか仙人級の職人がいてくれるとは、、、くぅーっ(男泣き)。

おじさん扱った靴は写真をとっておくらしく、僕の靴も撮ることに。そんなおじさんを僕も撮ります。ハンチングが良い感じでしょ?クラフトワークって感じでしょ!
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いかにも修理工房って感じで良い店構えです。こんなのが剥き出しで路肩に並んでるんだから仲見世商店街あなどれません。
ちゃんとしたリペア頼もうと思うと都内まで出ざるを得なかったし、料金も良心的で泣くほどに有難い。


それにしても、本当に好きっていうのが伝わってくるんだよなー。リペア以外でもちょくちょく顔出してブーツの話聞きに行きたくなります。おじさんのブーツが好きっていう雰囲気だけ感じに行きたくなる。


リペア終わった後も、自分がカスタムしたブーツを何足も出して話してくれて、帰り際にも、

「修理じゃなくても今度お兄さんの靴見せに来てよ。俺、色々見るの好きなんだよ。」

だってさ。



たまんないよなー。












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