THE BLUE HEARTS 「1000のバイオリン」 | 渡辺修也オフィシャルブログ「雨ニモマケズ」Powered by Ameba

THE BLUE HEARTS 「1000のバイオリン」

宮崎あおいがCMで「1000のバイオリン」をうたっています。



これ、原曲はTHE BLUE HEARTS

以前、洋楽ヘヴィロックが好きと言うのと、Hi-Standardという邦楽パンクロックが好きという記事を書きました。

洋楽好きだった自分に「うわっ!日本人もメチャクチャ格好いいじゃん!!」と思わせてくれて、邦楽へと導いてくれたのがブルーハーツでした。

ロックの歌詞って、だいたい攻撃的だったり、格好いい言葉で恋愛を歌ったりするんだけど、ブルーハーツの歌詞はシンプルで、くそったれとかバカヤロウとか出てくるんだけど暖かみが絶対あって、パンクロックでもこんな歌が歌えるんだーって感動したもんでした。

で、久しぶりにYoutubeでみてみる。
「1000のバイオリン」THE BLUE HEARTS


やっぱりメチャクチャカッコいいなー。

大学時代、いろいろやるせなくて、わざわざ雨の日に「TRAIN-TRAIN」号泣しながら歌って目白通りを駆け抜けたりしたな。アホだ(笑)。

宮沢賢治とブルーハーツに触れると、母国語が日本語で良かったと思う。翻訳じゃ絶対わからない。
声に出せない嗚咽を、歌にしてくれる。

これ1988年の歌で、ドンピシャで「シャボン」と全く同じ年の歌。
全然古くない。今聴いても今の気づきと感動がある。

自分たちの作品も、決してきらびやかで派手ではないけど、10代で観たら10代の感動、60代で観たら60代の感動があるような、普遍性のある手作りの暖かい作品でありたいと思う。

土日の大阪公演、気合い入れて行こう。