G1 | 渡辺修也オフィシャルブログ「雨ニモマケズ」Powered by Ameba

G1

「きゃあぁぁーーーーーーっ!!!」
稽古場に響き渡るうら若き乙女の声。
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また一人犠牲者が、、、あいつだ、またあいつが現れたんだ。

常に油を帯び、黒光りする流線型のフォルム
人間にすれば秒速50メートルをゆうに超えるという機動力
神出鬼没を可能とする、厚さ0.3mm以下に変形可能なあり得ぬ薄さ

そう「G」である。

これだけ人が多く住み、食料もあり近くが公園となれば、いない方がおかしい。

それにしても、Gと遭遇した時のあの衝撃は何なんだろう。
いくら不意打ちとはいえ大の男が一瞬でも肝を冷やすとは、、、
15、16の小娘ではあるまいし。情けない。

しかし、ここまでくるとあの感覚はもはや生理的嫌悪感などを超え、
DNAの塩基配列の一つとして我々の遺伝情報に組み込まれているのかもしれない。

なんせあいつは古生代から3億年、遥かな時を、その姿をほぼ変えずに生きて来た「生ける化石」なのだから。

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おっと、こんな悠長なことを言ってる場合ではない。
このままでは犠牲者が増えるばかりだ。

そろそろあいつとも決着をつける時が来たのだ。




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敬愛するもう一人の「G」、そうゴルゴ13の加護を受けるべく、
同じポーズでいつものエアロゾル噴霧器を手にし、

俺は戦いへと望んだんだ。









to be continued