☆まず前提知識として、以下を押さえておいてください。
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【DVDプレスの受け入れ可能なマスター種類について】
一般的に対応可能なフォーマットは、以下の3種類となります。
①DVD-R(DVD-VIDEO形式) ②DLT(DDPイメージ) ③プラントダイレクト(DDPイメージ) ※DVD-Rへ書き込み or WEB / FTP経由 ------------------------------------------------------------------------------------
よく使用されている以下の3種のDVDオーサリングソフト
プロユーザー向けオーサリングソフト「Adobe Encore」(アンコール)、「Apple DVD Studio Pro」、
業務用オーサリングソフト「Sonic Scenarist」(シナリスト)であれば、
上記①~③のどのフォーマットでも出力することが可能です。
※Sonic Scenaristはすでに販売終了 =========================== ① DVD-R(DVD-VIDEO形式) =========================== 最も一般的なもので、作成したディスクをそのままDVDプレイヤーで再生することができます。
恐らく、多くの方が、プレビュー・検証用で、まずこちらのディスクを作成するはずです。
当社の場合、こちらをマスターをして、DVDプレスする方が最も多いです。
※ただし、オーサリングソフト上で設定したプロテクト設定、リージョンコード設定の情報はディスクへは書き込まれませんので注意が必要です。
(
*DVD-RにCSSプロテクトを追加できるプレスサービスもあります )
=========================== ② DLT =========================== Digital Linear Tapeの略称で、サーバーストレージ用テープメディアです。
DVDプレス初期段階から、業界で最もオーソドックスなDVDプレスマスターとして長年利用されていました。
①のDVD-Rよりも、書き込みエラー率が低く、信頼性が高いのが特長です。
ただ、DLTマスターを作るには、PCの他に、専用のDLTドライブとDLTテープが必要となります。
実はこのDLTドライブは発売されていた頃は50万前後で販売されていましたが、数年前に製造終了となっています。
DLTテープも1本あたり5,000円前後する比較的高価なメディアです。
現在は、DLTドライブを持っている会社にDVDオーサリングを依頼して出力してもらうしか方法がありません。
(※当社でも対応可能です)
=========================== ③ プラントダイレクト =========================== ここ数年の間に、②のDLTに取って代わって、業界で標準になっているマスターの種類です。
信頼性も高く、DLTより安価なDVDーRヘ書き出しできる、というメリットもあります。
一般的なDVDオーサリング業者は、この「プラントダイレクト」でマスター作成するケースがほとんどです。
出力されたDDPファイルをライティングソフトでDVD-Rに書き込めばOKです。
本来、正式なプラントダイレクトマスターは、業務用オーサリングソフト「Sonic Scenarist」でしか作成できないのですが、新しいバージョンの「Adobe Encore」、「DVD Studio Pro」でも、それに近い形で作成することが可能になっています。
※①とは異なり、こちらでは、プロテクト設定、リージョンコード設定情報を生かしたまま、
マスターを作成することができます。
こちらでは最もユーザー数が多い「Adobe Encore」を例にとって、 ③のプラントダイレクト(DDPイメージファイル)作成方法についてご説明します。 DVDオーサリングの方法については省略し、すべてのオーサリング設定を終えた状態、
最終書き出し段階からご説明します。
書き出し前に、プロジェクトを保存することを忘れないでください。(保存せずに、書き出し中にフリーズすると泣きます…)
◇STEP1◇ 左上の「ビルド」タブで、形式「DVD」出力「DDPイメージ」を選択。
◇STEP2◇ 新規フォルダを作成し、保存先を指定し、右上の「ビルド」を選択。
◇STEP3◇ フォルダを開くと以下のような3つのファイルが出来ていますので、
これをライティングソフトを使用してディスクワットワンス形式で、DVD-Rへ書込みしてください。
※フォルダーは不要です。
ディスクアットワンス形式で書き込まれたディスクは、ディスクの空き容量が0になっているはずです。
FTP等経由で送る場合は、1つのフォルダーにまとめて下さい。<DVD片面二層の場合>
一層目が「Layer0」、二層目が「Layer1」というファイルで書き出されますので、
片面一層(4.7GB)のDVDにそれぞれのファイルを書き込みしてください。
その際、盤面に「Layer0」「Layer1」を明記してください。
<注意> ・Adobe Encoreで出力したDDPイメージは、Sonic Scenarist で作成したプラントダイレクト(DDPイメージ)とはファイル構成が微妙に異なっています。シナリストが4つのファイルで構成されているのに対し、Adobe Encoreでは3つのファイルで構成されています。
Sonic Scenaristで作成した場合 ・DDPファイルは、DVDプレイヤーで再生確認することができません。
DDPファイルに書き出す前に、必ずDVDビデオ形式のディスクを作成し、
プレーヤーで再生確認をして問題がないことを確認してからDDPファイルを出力するようにしてください。
・Adobe Encoreで作ったDDPイメージでのプラントダイレクトに対応していないプレス工場もありますので、事前に確認されることをおすすめします。
急ぎでDVDプレスをしないといけないような場合、
業者によっては、このDDPファイルをWEB/FTP経由で受け入れ可能なところもあります。
当社は、DDPイメージのWEB入稿に対応しておりますので、
お困りの際はお気軽にお問い合わせください