映画復元師シュウさんのブログ -159ページ目

久しぶりに言葉が見つからない映画

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いよいよ、今週金曜日から公開の「ブレードランナー2049」。

ネタバラしにならないように、感想を言いたい。

今月初め、五反田のイマジカの試写室で観たのだけど、番組のOA後に、つまり徹夜明けで観たからフラフラ状態 f^_^;)

絶対に2時間43分は、寝落ちすると思ったんだけど、いやいやどうして、全く寝ずに見終えた。

で、どうだったか…なんだけど、絶対にソニーの方から感想を聞かれると思ってたんだけど…。

これがね、中々感想にならないのです。
頭がまとまってないというか…;^_^A

確かに面白かったんだけど、それを上手く言語化出来なかったのです。

で、思い出したのが、オリジナルの「ブレードランナー」を観た時の感覚。

あの時、小学5年の身には余りに濃すぎた内容に、最初の感想が「つまらん!」だったんだけど、パンフレットを何度も読み込む内に、ジワジワと感想が言語化されていき、もう一度観たくなったんだな。

そのとき気づいたのが、僕は「圧倒されていたんだ」ということ。

こんな経験は初めてだったし、戸惑うばかりだったんです。

そして、その時の感覚に近いものが「ブレードランナー2049」にもあったのだ。

こうして感想を書いている今でもジワジワ来ていて、もう一度観たくなってるんだな。

確かに、主人公達に立ちはだかる敵キャラ(?)の薄さや、SF色が強調されてハードボイルド感が弱まった点など、賛否が巻き起こる部分もあるけれど、とにかくライアン・ゴズリングがいい!
あの孤独さ!切なさ!
これがジワジワ後から身に迫ってくるんだな。

そして良い意味で、オリジナルの世界観から逃げようとしてるのも好感がもてた。

よく、続編映画がオリジナルの焼き直しになっちゃう事が多いけれど、今回は逆に、オリジナルから派生しつつも、違う地平線を目指した事は、断然支持したい。

ただ難しいのは、焼き直しを避ければ避けるほど「続編感」がなくなって行く点だ。

多いなる矛盾だけれど、「2049」も、いくらハリソン・フォードが出ようが、ブラスターを持っていようが、続編と感じ辛い点がいっぱいあったのは否定しない。

まあ結局、独立したヴィルヌーブ作品として見る方がシックリくるのかな。

いづれにしろ、観終わった時点で、オリジナルと同じ感覚が襲って来た事を考えると、今後も大好きな映画として心に引っかかりそうで嬉しい。

さあ今週末、いよいよですね〜(*^_^*)

ブレードランナー プレミアム パーティ 終了!

昨日は、ブレードランナー・ファン・フェスティバルに参加頂きありがとうございました。

 
僕自身が、登壇させて頂いた関係で、イベントの写真を撮影出来なかったので、色々な方がツイートしてらした画像を載せさせてもらっています。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m


 
生憎の雨模様でしたが、ブレラン傘を差す方が多かったみたいで、結果として正に「ブレラン日和」で良かったかな。
 
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色々条件がある中、スタッフの皆さんも、可能な条件の中で精一杯の仕込みをして頂いたようで本当に感謝感激です。
 
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イベントでは、26日発売の「ブレードランナー 究極読本」のアピールも出来たし、助かりました!
 
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嬉しいのは、ちゃんと「デッカ丼」が屋台で売っていたこと。
「四つくれ!」「二つで十分ですよ!」のやりとりもしっかりと店員さんと出来たようで、僕もやりとりしたかったなあ;^_^A
 
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樋口さんは、やりとり出来たようで、いいなあ。

樋口監督とは、会って会話するのは初めてでしたが、なんか初めてとは思えない、懐かしい感じがして、嬉しかったな。
 
その感覚は、高橋ヨシキさんや中子さんと初めて会った時も同じで、昔からのお付き合いとカン違いする「温かさ」みたいなものがあって、ホッとするのです。
 
本当に有難い。


じつは、楽屋で聞いたのが、MCのLILiCoさんの今日の格好が、「ブレードランナー2049」のキャラクターの一人、ラヴだったということ。

 
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しかし、誰も気づかず、なら、最後まで黙っていよう! と、なったそうです。

いやいや、気づきませんて;^_^A
まだ、封切りしてないし、馴染みがまだ薄いし…f^_^;)

そんなところがステキなLiLiCoさんでした。

しかし、この写真はシュールだな。
またこんなご満悦は写真をアップしたら、会社で色々言われるのだろうなあ(´・_・`)

じゃあ、載せなきゃいいのだけどね。

ラッパーEl-Pによる、「ブレードランナー2049」予告編用の未使用楽曲を大紹介

「ブレードランナー・ナイト3」でも紹介したけど、ラッパー/プロデューサーのEl-Pが、映画『ブレードランナー 2049』の予告編の音楽制作を依頼されたことを、自身のTwitterとInstagramで明らかにしている。

 

El-P ツイッター

 

最終的には採用されなかったそうだが、予告編のために書いた楽曲の一部をInstagramで公開している。

El-P インスタグラム

 

El-Pは「デモを依頼されたのは名誉なことだった」「すべてのシンセはyamaha cs80だ。知っているかもしれないが、オリジナルでヴァンゲリスが使ったシンセと同じだ」と語っている。

 

そこで!! 実際の予告編に、El-Pの楽曲をつけたらどうなるか、実際に試してみた!!