久しぶりに言葉が見つからない映画
いよいよ、今週金曜日から公開の「ブレードランナー2049」。
ネタバラしにならないように、感想を言いたい。
今月初め、五反田のイマジカの試写室で観たのだけど、番組のOA後に、つまり徹夜明けで観たからフラフラ状態 f^_^;)
絶対に2時間43分は、寝落ちすると思ったんだけど、いやいやどうして、全く寝ずに見終えた。
で、どうだったか…なんだけど、絶対にソニーの方から感想を聞かれると思ってたんだけど…。
これがね、中々感想にならないのです。
頭がまとまってないというか…;^_^A
確かに面白かったんだけど、それを上手く言語化出来なかったのです。
で、思い出したのが、オリジナルの「ブレードランナー」を観た時の感覚。
あの時、小学5年の身には余りに濃すぎた内容に、最初の感想が「つまらん!」だったんだけど、パンフレットを何度も読み込む内に、ジワジワと感想が言語化されていき、もう一度観たくなったんだな。
そのとき気づいたのが、僕は「圧倒されていたんだ」ということ。
こんな経験は初めてだったし、戸惑うばかりだったんです。
そして、その時の感覚に近いものが「ブレードランナー2049」にもあったのだ。
こうして感想を書いている今でもジワジワ来ていて、もう一度観たくなってるんだな。
確かに、主人公達に立ちはだかる敵キャラ(?)の薄さや、SF色が強調されてハードボイルド感が弱まった点など、賛否が巻き起こる部分もあるけれど、とにかくライアン・ゴズリングがいい!
あの孤独さ!切なさ!
これがジワジワ後から身に迫ってくるんだな。
そして良い意味で、オリジナルの世界観から逃げようとしてるのも好感がもてた。
よく、続編映画がオリジナルの焼き直しになっちゃう事が多いけれど、今回は逆に、オリジナルから派生しつつも、違う地平線を目指した事は、断然支持したい。
ただ難しいのは、焼き直しを避ければ避けるほど「続編感」がなくなって行く点だ。
多いなる矛盾だけれど、「2049」も、いくらハリソン・フォードが出ようが、ブラスターを持っていようが、続編と感じ辛い点がいっぱいあったのは否定しない。
まあ結局、独立したヴィルヌーブ作品として見る方がシックリくるのかな。
いづれにしろ、観終わった時点で、オリジナルと同じ感覚が襲って来た事を考えると、今後も大好きな映画として心に引っかかりそうで嬉しい。
さあ今週末、いよいよですね〜(*^_^*)
ブレードランナー プレミアム パーティ 終了!
昨日は、ブレードランナー・ファン・フェスティバルに参加頂きありがとうございました。
僕自身が、登壇させて頂いた関係で、イベントの写真を撮影出来なかったので、色々な方がツイートしてらした画像を載せさせてもらっています。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m
生憎の雨模様でしたが、ブレラン傘を差す方が多かったみたいで、結果として正に「ブレラン日和」で良かったかな。
嬉しいのは、ちゃんと「デッカ丼」が屋台で売っていたこと。
「四つくれ!」「二つで十分ですよ!」のやりとりもしっかりと店員さんと出来たようで、僕もやりとりしたかったなあ;^_^A
樋口監督とは、会って会話するのは初めてでしたが、なんか初めてとは思えない、懐かしい感じがして、嬉しかったな。
その感覚は、高橋ヨシキさんや中子さんと初めて会った時も同じで、昔からのお付き合いとカン違いする「温かさ」みたいなものがあって、ホッとするのです。
ラッパーEl-Pによる、「ブレードランナー2049」予告編用の未使用楽曲を大紹介
「ブレードランナー・ナイト3」でも紹介したけど、ラッパー/プロデューサーのEl-Pが、映画『ブレードランナー 2049』の予告編の音楽制作を依頼されたことを、自身のTwitterとInstagramで明らかにしている。
最終的には採用されなかったそうだが、予告編のために書いた楽曲の一部をInstagramで公開している。
El-Pは「デモを依頼されたのは名誉なことだった」「すべてのシンセはyamaha cs80だ。知っているかもしれないが、オリジナルでヴァンゲリスが使ったシンセと同じだ」と語っている。
そこで!! 実際の予告編に、El-Pの楽曲をつけたらどうなるか、実際に試してみた!!