デッカ丼を味わうイベントが間近!そこで、私のこれまでの「デッカ丼」遍歴を紹介する | 映画復元師シュウさんのブログ

デッカ丼を味わうイベントが間近!そこで、私のこれまでの「デッカ丼」遍歴を紹介する

さあ、いよいよ、超リアルなデッカ丼を頂くイベント[The White Dragon再現計画/TOKYO June,2022]が近づいてきたよ!

ここに紹介した横断幕が何か分かるかな?

 

実はこれ、映画に登場したヌードルバー「ホワイトドラゴン」のメニュー看板の資料を、実際に映画に携わったプロダクションデザイナーのトム・サウスウェルさんより提供頂き、文言などを限りなく実物に近づけた一点もの。

 

イベントでは、これをでっかく掲げる予定だ。

当日は、スシマスターを演じたロバート・オカザキさんの親族も参加され、ロバートさんを偲びながら、彼が劇中で提供していたメニューを味わうのだ。

 

もちろん、その筆頭がこれだ!

デッカードが、ロバート・オカザキさんに「4つくれ!」と迫った、幻のメニュー。

いつしか「デッカ丼」と名付けられた魚のドンブリ飯。

 

この映像は、ワークプリント版(上)と、未公開シーン集(下)でしか拝めないもので、劇場公開版本編には一切映らないという超レアなもの。

 

実はこれまで、いくつかの場面で私はこの「デッカ丼」を再現した料理を味わう機会に恵まれてきた。

ここでは、その「デッカ丼」遍歴を紹介する。

 

2010年9月には、関西のブレラニアン達が一堂に会した「強化合宿」で、なんとデッカ丼が提供されたのだ。
詳しくは当時の記事をご覧あれ。
関西ブレラン強化合宿 終了 ザ ファイナル | 映画復元師シュウさんのブログ (ameblo.jp)

 

これは、合宿に参加した方が、釣ったハゼだという…。

それをボイルして、ライス、サニーレタス、ニンジンの紅葉切りなどの上に乗せたもの。
すべてがポン酢の“すっぱさ”に支配された、淡白すぎる味だった。
ただ、味付け次第では、美味しく食べられる可能性を秘めていた事も事実だ。

では、デッカードが挑もうとした4匹だったらどんなビジュアルなのか?
試すとこんな感じだった…

なんか、可愛く収まっているよね。
でも、淡白も4倍だから、いらないかなあ…。

 

そして、2014年12月には、神田の早川書房の一階にあるカフェ「クリスティ」で「デッカ丼」を頂いた。

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デッカ丼を頂く | 映画復元師シュウさんのブログ (ameblo.jp)

これは、早川の様々な小説にちなんで毎回色々な特集を組んでいたイベントの一環で、この時は、「ブレードランナー」や「トータルリコール」「マイノリティーリポート」などの原作を手がけたフィリップ・K・ディックをテーマにした「PKD酒場」だった。

 

そこで提供されていたデッカ丼は、白身魚の天ぷらみたいで、黒い衣は、イカスミなどで着色していた。
映画とは、異なる意味での、凶悪はビジュアルだったが、味は驚くほど美味かった!

サクサクの衣と、フワフワの白身はまずい筈がないよ!

そして2017年10月には、ブレードランナー2049の公開に合わせて行われた川崎の工業地帯で行われたイベント「ブレードランナー・プレミアム・パーティ」でふるまわれた「デッカ丼」だ。

ブレードランナー プレミアム パーティ 終了! | 映画復元師シュウさんのブログ (ameblo.jp)

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甘露煮のアユ(?)が2尾乗ったもので、イベントの来場者向けだから、コダワリは提供可能な範囲内だったけれど、ちゃんと「四つくれ!」「二つで十分ですよ!」のやりとりを店員さんと出来たらしい。
素晴しいよね。
 

屋台には、いま「シン・ウルトラマン」で話題の、樋口真嗣監督も訪れていたんだよね。

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そして、6月には”真打ち”のデッカ丼が登場する!

6月11日(土)は有難いことに満席になったようだ。

6月12日(日)は若干、まだ席があるという。
17時~20時 ご予約受付中! #デッカ丼 &トークイベント(会費制/要予約)
ご予約はメールにて flux@mbr.nifty.com


是非ともマニアしか喜ばない、この貴重な体験を、皆で分かち合おうではないか!!