12月4日、練馬区立豊玉小学校のUD体験教室に行ってきました
聞こえないスタッフ3名、聞こえるスタッフ4名の計7名が、小学4年生約100人の子どもたちと楽しい時間を過ごしてきましたよ
実は、7年ほど前、私たちが初めてUD体験教室に参加させてもらった学校が豊玉小学校なんです
なので、とても思い出深い学校です
毎年のようにお声をかけていただきありがたいです
プログラム
①きこえないってなあに?
②体験(3つのグループに分かれて20分ずつ体験)
・聞こえない人と交流
・手話の伝言ゲーム
・手話ソング
①きこえないってなあに?
・コミュニケーション方法
・聞こえない人が困っていること
・聞こえなくて得してること
・聞こえない人の仕事は?
・聞こえるママたちからのお話などなど…
パワーポイントを使って、きこえないスタッフのTとKが子どもたちと楽しくやりとりしながら進めました
今回、事前に先生から、「聞こえない人の周りでサポートしている聞こえる人たちのことも話してほしい」とのご要望があったので、聞こえるスタッフ3人も話をしましたよ
「手話を始めたきっかけは?」
「きこえない人と一緒に活動した経験は?」
「手話通訳の仕事ってどんなの?」
子どもたちが聞こえない人を身近に感じることができたら嬉しいです
②体験
<聞こえない人と交流>
聞こえない人を囲んで輪になり、子どもたちは質問したいことを紙に書いて積極的に質問していました
事前に自己紹介の手話を覚え、披露してくれた子もいました
子どもたちからの質問
いつから聞こえないの
発音はできるの
覚えてほしい手話は
音楽の授業はどうやって受けていたの
どうやって日本語を覚えたのなど…
年配の聞こえない人は、昔の口話教育の話もしていて、手話が禁止の時代もあったという話に驚いていた子もいました
<手話の伝言ゲーム>
お題
ありがとう、大丈夫、なに?、おなかすいた、遊びにいこう、雪が降って寒い、テストがんばる、鬼滅の刃など…
子どもたちはお題の手話を何度も確認して一所懸命覚えようとしてくれていました
<手話ソング>
トトロの「さんぽ」
みんな積極的に学んでくれて、すぐに覚えていました
手輪るサロンオリジナルの手話イラスト付き歌詞も配布しました
あっという間の2時間でしたが、感心させられることがいくつもありました
・手作りフェイスシールド
素晴らしいアイデアと先生方の熱心な思いが感じられ感激しました
・先生たちが熱心
事前学習をしっかりしてくださっていたので、子どもたちは目的意識をもって取り組めていました
・校長先生が手話ができる
大学時代の経験を活かしてご挨拶をすべて手話でされていたのには、ビックリ!きっと子供たちにとってもインパクト大で身近な大人が手話をする姿を見てもらえたのは良かったと思います
そして、なによりも
・子どもたちが意欲的で楽しく参加してくれた
最後に教えたアイラブユーの手話をしながら退場する生徒が何人もいて嬉しかったです
このUD体験が、子どもたちの中で何かのきっかけになるといいなと思います