手話奉仕員養成講座でお声がけいただき、
耳の日記念の大会に出席してきました
場所は、山口市にあります、セミナーパーク。
受付後、かわいいクッキーや記念品などいただき、着席。
午前の記念式典では、
山口県知事/村岡嗣政 氏の祝辞(代読)や、
山口市長/伊藤 和貴 氏の手話と口話でのご挨拶
に続き、各関連機関の皆さまのご紹介や、
祝電の報告がありました。
休憩をはさみまして(館内散策)
受付入口↓
耳の日 は 雛祭り と同日ですね
山口市の大内(おおうち)人形 大内雛↓
立派なヒノキ と竹のベンチ↓
吉田松陰先生 の銅像だそうです↓
かわいいポスター↓
式典に続いた企画では、画像を見て手話で表現してみようのコーナー(なかなか難しかった)
お昼ご飯をはさみまして
(各地からいらした方々と、手話でお話ししたり)
午後は記念講演です
私は、2023年の前期まで、市の手話講座に並行して、NHKのみんなの手話(テレビ番組)でも、
手話の勉強をしていたのですが、
その時のカフェに来店する人の役で
出演されていた方だったので、
あ 知ってる人
と思い、講演聞いてみたいなぁと
大会への初参加のきっかけとなりました。
(サインアイオーも無料体験しており、興味があります)
寺澤氏 は、2時間に及ぶ講演を、
立ちっぱなしで手話で伝えられました。
同時日本語通訳に、同時要約筆記(画面表示)も
あり、会場におられる全ての方が理解できる環境での講演でした。
内容は、とても考えさせられることばかりで、
ろう者によるろう者への ろう通訳 は、
とても心強い存在だなと思う反面、
私たち聴者が、手話を習ったり通訳者を目指したりすることは、どこまでろう者に必要とされ、近づけるのだろうかといった思いも抱きました。
(学べば学ぶほど、奥深く、届かないものだと思ってしまうものです だからこそさらに高みを目指す必要を感じるというか…)
日本で、同じ国に住んでいても、
日本語が多数言語で
英語や中国語などに並んで 手話も少数言語であり、
言語によって優劣はないものの
その力の影響力の大小(強い弱い)はある
という話も興味深かったです。
過去に、ろう学校で、第一言語の手話の使用が長い間禁止されて、大変悲しい思いをされた歴史を、
手話講座で学びました。
ろうの方にとって第一言語は手話で、
聴者にとっては第一言語が日本語です。
両者とも、自然に使ってしまう、楽に使えるのが
第一言語だと思います。
互いに同じ日本という国に住み、
共生していく未来を築いていく上で、
手話も 日本語(口話)も
どちらも尊重し、禁止することなく、使いあい、
歩み寄れる社会であればいいなと感じました。
耳の日記念大会に出席し、
大変有意義な時間を過ごすことができました。
新たな気づきも多い一日でした。
来年も、参加できたらと思います
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養成講座も、残すところあと2回となりました。
無事にゴールまで辿り着けるよう、
次回の手話スピーチに向けて、日々練習を重ねているところです。
3月になり、次年度の、手話養成講座への募集が
市の広報に掲載されているのを見て、
一年あっという間だったなぁと感じました。
たくさんの方が、手話に理解を示していく
未来を願っています
今日頂いたたくさんの品々↓
ニューヨーク・タイムズに紹介されたとのことで
山口市が盛り上がりを見せております。
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/soshiki/21/152652.html
雛祭りもしっかりと楽しみました
今日も美味しいものがいっぱい食べられて
幸せでした