シルバーウィークも、後半に入ってますね。
4日目の今日は、雨の愛知県です。
そんな天気の日に、たまたまお仕事・・・ちょくちょく書いてる待機当番の日・・・です。

暇な一日となってくれれば、この3日間にコメントをいただいた皆様のところに伺って廻りたいと思います・・・m(_ _)m




さて昨日も、おでかけしましたが、この産業遺産や戦国時代のシリーズに関連があるので、古い記事が済み次第記事にしてゆきたいと思います。






なので、今日は「依佐美送信所記念館(よさみそうしんじょきねんかん)」の記事です。

この依佐美送信所記念館の記事は、3件書いてまして・・・
  依佐美送信所記念館。。。1
  依佐美送信所の機械たち。。。1
  依佐美送信所の機械たち。。。2

                っ手感じです。


3回目の記事で、電波信号になって来ましたので、今回は送信アンテナについて・・・

今じゃ全部解体されてしまっており、記念碑的に高さが10分の1になってるものがあるだけです。






                        では、アンテナ搭を・・・



まずは、根元の部分から。。。



中央ちょっと上のところから下側が、支基部になります。
イメージ 1


そのうち中央ちょっと上のところが、これです。
イメージ 2

上の搭が、この丸い玉の上に乗っかってるわけです。


玉の上だから、風が吹いて揺れても、折れたりしないわけですね。

実に、伊勢湾台風の瞬間最大風速45mにも耐えたんでしょうね。


以前の記事でも登場した画像ですが、先ほどの玉の上にこんな高い塔が立ってるわけです。
イメージ 3

現在の高さは25mですが、運用されてたときは250mもの高さ・・・
すごいものです。




そして、こちらが頂点部分の一部・・・
イメージ 4

下におろしてきてもやはり、高いのでよく見えないです。
よく見えない頂点部同士にアンテナ線が張られてたようです。

「危険」の文字の横の電球が、航空標識ですね。

飛行機がぶつかったら、通信も問題ですが、飛行機に乗ってる人もひとたまりもないです・・・




その丸い玉の上に載ってる高い塔は、自分ではジッとしてられないので、搭をワイヤーで支えております。

こちら、そのワイヤーの地面部分・・・
イメージ 5

けっこう太いです。
ただこのときの天気が、悪くなってきたのが残念でして・・・f^^;




記念館の中に、ワイヤーの実物を切断したものが展示されてます。
イメージ 6

直径5cmはあったと思います。
比較になるものを横に置くべきでした・・・f^^;


こちらは碍子(がいし)です。
イメージ 7

このうち、丸いでっかい碍子は、搭の一番下にあるものです。
1枚目の画像をもう一度見ていただくと判ると思いますが、地面と橙色の搭の支基部との間に入ってるものの一部です。

実に1個当り80トンの荷重に耐えられるそうです。




以上、この日本からヨーロッパまで長波無線電信を送信していた設備の数々でした。
この建物を離れる前に、これまた前述の画像となりますが・・・
イメージ 8

こういう建物と搭があったわけです。

この場所の記事は、公園のお話へと変わってゆきます。
産業遺産的な記事は、昨日行ってきたところのお話になりますので、よろしくお願いします・・・m(_ _)m



産業遺産関係として、書庫を起こそうかなって考えてます。。。f^^;

camera ・・・ SONYα100
date ・・・ 2009.8.23
spot ・・・ 愛知県刈谷市「依佐美送信所記念館」

       
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そういえば、「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井義人さん・・・とても残念な結果となってしまいました。
山に行って写真を撮ってたんですね。
そして足を滑らして転落してしまった可能性とか・・・

ワタクシメも、写真を撮るときは足元に気をつけたいと思います。