こんにちは。愛理です。

今回は、水瓶座の新月の頃にあった事を書きます。


水瓶座新月は、過去の嫌な思い出を払拭して、変わりそうもないことを変えるチャンスの新月でした。



ある日、娘の誕生日の時、父と電話で話す機会がありました。その日は朝から耳鳴りがして、起きてすぐ涙がこぼれました。

誰かが私にヒーリングを送ってる?

もしかして、高次の存在?

そう感じました。

父とは、去年の夏に帰って、仲直りした以来 話しをしてませんでした。

それは、父からのこんな一言からだった。
俺が死んだら、息子(弟に)多めに遺産を残そうと思ってる。人の金だから、取ろう思うなよ。ケンカになるのが1番嫌だ

という言葉だった。



父は長男だったから、祖父が亡くなった時に遺産で揉めたのは知っている。

あの時、父は「俺が面倒みたんだから、死んでもお墓代や経費でお金がかかるから」と言って、父の姉達にほとんどお金を渡さなくて揉めた。挙げ句に、祖父が小さい頃から「愛理、お前にお金残したから受け取ってね」



と年金で少しずつ私に残した100万を父の姉達


が欲しがった。私は遺産争いに巻き込まれてしまったのだ。

父はお金にブロックがある。小さい時にお金で苦労した人だから、それは理解できる。

ただ、自分の気持ちをお金で表す人だった。

私は、気持ちを言葉や態度で表してほしかった。

どんなにお金をもらっても嬉しくなくて、空しくなるだけだった。

だから、私はお金で気持ちを表す人が大嫌いだった

いつの間にか、お金と愛情は反比例すると思って生きてきた。

だから、お金はなくても愛情がいっぱいの人と結婚したいと思ってた。夢は叶った。

「死んだ後の事まで考えなくていいから。ケンカはしないから大丈夫だから」

その言葉を残して帰った。

せっかく仲直りしたのに、揉めたくなかった。でも、ずっともやもやしてた

死んだ後も、お金がかかるのは知ってる。

それまでほしいとは思わない。

弟にだって迷惑をかけようとは思わない。ただ、人の遺産を狙ってるような言い方が、とても嫌だった。

また、お金で愛情を比較されたみたいでイヤだった。



そして、もやもやしてる自分の心をみた時に、

小さい頃の暴力を謝ってほしい私がいた。

でも、片目が見えない、片耳聞こえない、いつ心臓が止まるかわからない弱った父にそんな事は言えない。

諦めていた。


そんな時に、電話で話せる機会があった。

娘に「誕生日おめでとう」と言って「お母さんに変わって」と久しぶりに話した。最初は普通に話してた。


父には姉がいた。父と同じようにお金に苦労して愛情のない家に育ったので、お金にもブロックがあり、人をコントロールする姉だった。父は姉の息子がキライだった。ずっと姉にコントロールされてた息子は、たぶん自分を見てるみたいだからだと思う。



「姉の息子と話してないだろうな」

なんで?

「あいつは姉に暴力を振るう」

認知症でボケた姉は、お金を息子が盗んだと思って警察に訴えた。警察にこっぴどく怒られた息子は、怒って、母親の胸ぐらを掴んだという事だった。

お父さん、暴力は悪いっていうけど、自分は小さい私に暴力ふるってなかった?弟にもお母さんにもふるってたよね?人はダメでも自分はいいの?私はとても傷ついたよ!

「えっ、俺が暴力?」覚えてなかった。

「どんな暴力?」と聞いてきたので、洗いざらい話した。

「覚えてないけど、謝るわ。全部俺が悪かった」

最後に、私が短大の打ち上げで女友達のところに泊まるって連絡したのに、父が怒って 母をお友達の家まで1時間くらいのところに迎えに行かせて、家がわからなくて、でも父が怒るから母が一晩中が帰れなくなった事を伝えた。

そしたら、父が逆ギレをした。

それは親の愛情だ。それさえも許したら、お前は見境なく遊び歩く

「短大まで行かせたのに、そんな親の愛情をそんな風にいうなんて、もう遺産は渡さない!」

お金で人をコントロールするのは辞めなさい!

お金で人をコントロールするのは辞めなさい!




まるで、高次の存在が私にはいったみたいに、父に上から言い放った。

父は逆ギレして「そんな事を言うならもう勘当だ!遺産もお前に渡さない。全部寄付する」


勝手にしたら

そして、電話を切った。

昔の私なら怯えてた。

でも、今の私は全部いう事ができてスッキリした

何も後悔がなかった。

そして、全部言わせてくれて、謝ってくれた強い父に感謝した。


息子が帰ってきて、全部聞いてもらった。
「本当はね、相手も神様、自分も神様。相手に気遣って話さなきゃならなかったんだけど、
お母さん感情的になって言えなかった。でも、全部思った事言って後悔してない。父に感謝してる


できない事は見なくていいんだよ。

できた事だけ見ればいいんだよ。

自分で気付いただけで満点だよ。

ずっと言えなかった事言えてよかったね。

大丈夫。また、きっと爺ちゃんから連絡があるから、今度はちゃんと話せるよ。

俺たち人間 できないことがあって当たり前だし 、 できないことがあるの当たり前。自分を責めたりすることはない。

できない自分を見ると自分を攻めるけど、できてるところだけ見たら、気持ちがウキウキする」



爺ちゃんの事に対していつも正解いってくれるよね

「それは爺ちゃんに愛があるから。

爺ちゃん苦労したんだな。

爺ちゃんが気づいてくれて嬉しい。

俺が暴力を止める家系の役割だと思ってたから、それに気付いて、みんな上に分散してくれて嬉しい。

俺が軽くなった

若いのに全部わかってる。


息子の言った通り、父からすぐ電話があった。

しばらく電話に出れなかった。

母から連絡があって

「反省してるから、電話に出てやって」



考えて、気持ちを整えて電話にでた。

俺が全部悪かった。

姉の息子とも話した。今まで自分のした事、思い込みを全部謝った

父は守ってくれてた姉の息子を自分の敵だと思い込み、あたっていた。

そして、コントロールしていた。

そして、暴力、遺産の話しを謝ってくれた。

「小さい頃からお金に苦労して、若い時から丁稚奉公に出されて、大工をしたけど、親方にこっぴどくやられてツラい思いをして、お前達にもやってたかもしれない。未熟だったから、謝るわ。全部、俺がわるかったから

心から謝ってくれた。

父の話を全部聞いた後

「私の話しを聞いて、謝ってくれてありがとう。

私、小さい頃、暴力でツラかったから、心から謝ってくれて嬉しい。

いつも疑われて、信じてくれなくてツラかったから。元気なうちに生きてるうちに謝れる強い父でいてくれて、私、感謝してる。諦めてたから。

子供は親が元気なのが、1番幸せなんだ。

できればお金を残さずに全部、自分の気持ちを満たす為に使って逝ってほしい。弟とは話してないけど、同じ気持ちだと思うから」



弟も同じ事、言ってた

「お金がある事で、揉めるならいらない」

受け取ってほしい

「弟とはケンカしないから信じてほしい」

もう心配してないから

そうして電話を切った。

こんな日がくるなんて!

神様に感謝した。

小さい頃からツラかった事、愛されてないと思ったこと、信じてもらえないと思った想いから解き放たれて、軽くなった。



守りと攻撃が同じ。

一見、娘を攻撃してるように見えて、実は守ってた。

暴力も娘を守るためだった。


私、愛されてたんだ。

同じ時期、周りで同じように親とのわだかまりをぶつけ、和解する人が多かった。

宇宙の流れにのってる?

宇宙に感謝した。


次回は、思いがけない彼との再会を書きたいと思います。

僕と何をしたいの?

あなたの応援がしたい

あなたの困った時、癒したい

僕は、僕の道がある

僕を好きになって

僕をちゃんと見て

僕を愛して

あなたを好きになって

あなたを癒やして

あなたを愛するにはどうしたらいい?

自分を好きになって

自分を癒して

自分をちゃんと見ると

愛せるよ