こんばんは!
皆さんは何を生きる活力としていますか?
言い換えれば、生きる為に必要な欲が人によって、それぞれ違うと思います。
お金持ちになる。
可愛い彼女、彼氏と付き合って結婚する。
家や車等、社会的ステータスの基準になる物を所持する。
会社で重要な役職ポストにつく。
ブランド品をコレクションする。
お金や物に関しては、自分の努力次第では、手に入ったり、我慢したり出来るでしょう。
どうにも出来ないのは、人の気持ちです。
誰かと喧嘩して、こちらが謝っても相手が許してくれなければ進展はありません。
子供の頃は、気持ちが先行して好き嫌いだけで喧嘩していた為、仲直り出来る事が多かったと思いますが、大人になれば、そういう訳には行きません。
お金や物が絡む場合があるからです。
ですが、お金や物で築き上げた信頼等、所詮は砂上の楼閣に過ぎません。
必要としていた人が離れてしまったら残された人は相当なダメージを追うでしょう。
気持ちが残り、それがプラスになるなら話は別です。
真に信頼出来る人は、どんな時も相手を見ているものです。
損得感情で付き合う人間関係は、せいぜい自分の自由が利く年まで。
結婚して家庭を持ったり、家族の介護が必要になったりする年代になると、そういった人間関係は足枷にしかならないでしょう。
何かをしてくれたからと繋いでいる物が人の感情以外の物であるなら、そんな人間関係はいらない。
居てくれて当然とか、何もしてもらってないからする義理はないとする考え方は人として見ていない考え方だと思います。
先日、早朝出勤途中に20年振り位に同級生に会いました。
地元に帰ってきたみたいで、直ぐに私だと分かり、車の前方でタクシーを停めるような素振りで手を挙げていたので、少し話をしました。
「20年振りやのに、時間割いて話ししてくれて悪いな。もう関係ないと思われたかもしれんと思った。」と話すと、同級生は、
「たかだか、20年近く離れただけで関係なくなるとか寂しい事言うなよ。月日なんか関係ないやろ、俺等、友達やろ!」
と話してくれました。その後LINE交換しましたが、こういった地域で生まれ育って良かった。
これからは、この生まれ故郷で育ててもらったお年寄りに寄り添い、今後を引き継ぐ子供達に色々教えよう。
その為にも、身にはならない時間は切り捨て、有用な時間の使い方をしようと思いました。
私は真に必要としてくれている人に尽くしたい。