こんばんは。



今日、職場の休憩時間にテレビから、にわかには信じる事が出来ない情報が飛び込んできました。



訃報 鳥山明さん 死去



最初は、頭が真っ白になって、同姓同名の方が亡くなったのかと思いましたが、背景にドラゴンボールの絵が描写された時、肩の力が無くなる様な脱力感に見舞われ、その場で、ボロボロ泣いてしまいました。



私は、ドラゴンボール世代で、大人になった今でもコミックスを度々読み返し、人生につまずいた時はドラゴンボールに出てくるキャラクターの生き様に何度も救われてきました。


いわば、バイブルの様な存在がドラゴンボールでした。



幼稚園の時、父親が放送されていたドラゴンボールを録画してくれて、そこから、ドラゴンボールGTに至るまで何話か撮り逃した回もありましたが、ほぼ録画をする事が出来ました。



小学生の時は、両親が共働きだった為、習い事に行くか、自宅にいるかでしたが、ドラゴンボールを見て母親がパートから帰ってくるのを待っていました。



中学生、高校生になってからは、同級生とドラゴンボールを軸にした格闘ゲームをしたり、大学生以降は、ドラゴンボールのキャラクターの生き様を見習い、自分自身を鼓舞する程、私には大きな存在でした。



著名な多くの漫画家の先生方から敬われていて、いかに先生が凄い方だったのかを、追悼コメントを見て知る事が出来ました。



先生のお姿は普段ベールに包まれていて拝見する事が出来ませんでしたが、今日、初めて先生のお顔を見る事が出来ました。


温和な表情で笑みを浮かべておられて、更に涙が溢れてきました。


先輩方が連絡してくれて、なんとか落ち着いたので、今、こうしてブログを書いています。


ドラゴンボールでは、要所要所で敵が出て来ますが、敵ですらファンが出来る程、魅力的なキャラクターが多いです。


特に、悟空達サイヤ人の最大の敵であるフリーザは性格は残忍ですが、ファンからは理想の上司として選ばれています。


セルの声優さんが若本規夫さんですが、番組のアフレコ等もされていて、独特の口調から親しみを持たれています。



メインの主人公、孫悟空はサイヤ人の特性で強い相手と戦えば戦う程、自身の潜在能力が高まり強くなりますが、人間の限界を超えた先は新しい生き方があるから、逆境に負けずに頑張れと、先生に言われてる様な気がしました。



ドラゴンボールに支えられて来た人は多いと思います。ファンの皆さん、それぞれ好きなキャラクターがいると思いますが、それだけ愛着が湧く作品であったと言えるのではないでしょうか。

多くの方に慕われている証拠だと思うんです。


話の流れで悟空の周りに仲間が増える過程や、時には敵と和解して仲間になるのは、人として合う合わないがあっても困難な事には力を合わせて助け合う事が重要だと、人間は支え合って生きて行くべきだと作品の描写に表れているようでした。



僕は、これからも先生から頂いたドラゴンボールという宝物を心に刻み生きて行きます。



先生からは、本当にいろんな事をドラゴンボールを通して教えて頂き、励まして頂き、助けて頂きました。


突然のお別れになってしまったのが本当に悔しいです。



最後に私の好きな孫悟空の画像を載せますが、先生が、頑張れよ!よくやった!と言ってくれてる様な気がして好きな構成です。


先生、ありがとうございました。

ご冥福をお祈りいたします。

ゆっくりお休み下さい。