M5Stack BugC2kから、M5StickC PLUS2を取り外してみました。
右の基板中央にあるのがST Microのマイコンのようですね。
最近はPICマイコンにも手を出していますが、ST Microも気にはなっています。
先日取り急ぎ野業務にArduino UNO 3互換機を引き当てましたが、
組み込み機器の製作にはPICマイコンやST Microのマイコンが向いていると思います。
先ほどの写真では、ピントを合わせるため高さ調整に3兄弟を積み上げていました。
外形サイズは全く同じだと思います。
画面サイズはPlusと同じです。
私の手持ちのM5StickCは、ディスコン直前に購入したものです。
当時の用途ではバッテリー持ちは考慮していなかったので安価なCを3台購入しました。
既にM5StickC Plusは持っていたのですけど、一度発熱させてしまったので写真中央のものを追加購入しました。
写真を撮ってて初めて気が付いたのですが、1.1になっていました。
あれっっと思って古いほうを見てみたのですが、1.1の表記は無かったです。
知らないうちにマイナーチェンジしていたっぽいですね。
何の知識も無く分け隔て無く使っていたので、特に変更は無かったのかな?
それに比べて、M5StickC PLUS2のほうは、結構変更されていますね。
背面のシールを見比べて見ると、まずMCUがESP32-PICO-V3-02変更になっています。
8M FLASHと2M PSRAMになっていますね。容量が増えたのでWifiとBlueToothが同時に使えそうです。
モデルチェンジの際、てっきりESP32-S3とかを積むのかな?と思っていたのですが、熟成されたESP32系を積みましたね。
今でも新しく出るものは意外とESP32のままの場合が多いです。
たまに性能比較の動画を見たことがありますが、ESP32-S3系のほうが1.3倍ほどメモリアクセスが速そうですが、クロック周波数などは同じなので使用用途によっては大きな差が出ないかもしれません。
私的に嬉しかったのは、ESP32のほうがBlueToothシリアルが使えることでしょうか?
地味に便利なんですよね。BlueToothシリアル・・・
ESP32-S3やC3だと、BlueTooth5.0になってこれが使えないのが痛いです。
メモリーが8Mに増えたので、BluetoothSerial.hを組んでもメモリー残6割以上有りますので余裕ですね。
MCUが変わった影響か?GPIOの割り付け番号が微妙に異なります。
これまでIRがG9,LEDがG10だったのが、G19共用になったようです。
個人的にはIRはお試し程度にしか使ったことが無かったのですが、BUGC2はIRリモコンが使えるようなので、どこかで試したいと思います。
ディスプレイ周りで気になるのがコントローラのST7789V2は変更無いのに、割り当てGPIOが1つ増えて6点になっています。割り付け番号も異なるのでディスプレイドライバーは従来通りでは無いでしょうね。
1つ増えたGPIOは何に使われたのでしょうね。
バッテリー容量が増えていますが、連続稼働時間がどれほど増えたか気になるところです。
温湿度センサーなどを付けると、単機では1時間持つかどうかでしたから。
他にバッテリーが上がるとRTCがリセットされてしまうのが地味に痛いです。
油断すると・・・というか、私みたいに沢山持っているとすぐバッテリー上がりになって毎回リセットされています。><
右下のG4が割り付けられた”HOLD"も気になります。
一体どんな機能を実現するものなのか?これまで見たことが無いものが載っていました。