びんぼうでいいのつながりで購入したLED表示器キットでしたが、
いやぁ~、ドハマリしました。
まずはびんぼうでいいの本体(Arduino互換機)の動作確認です。
秋月電子通商で昔購入してあったブートローダー書き込み済みのATmega328Pを装着しました。
右は3.3V仕様のものです。買ったはいいけど、使ったこと無いです。^^;
すんなり動くと思っていたのですが、シリアルポートが認識しなかったです。
色々試していたのですが、外部電源有りのUSBハブ経由だと認識しませんでした。
でも何故かUSBテスター越しだと認識します。
どうやら電圧が5.2V弱と高いのがダメみたいで、外部電源を外したら認識しました。
しばらくはPC直結のUSB-Aポートで使用していましたが、何故か夜は普通に繋がりました。
CH340はやはり好きく無いです。
無事Lチカスケッチを転送出来ました。
一緒に購入してあった表題のLED表示器キットを組立てました。
念のためコンデンサーの印字を虫眼鏡で確認したのですが、
同梱部品のうち、101x2個のはずが100x2個でした。単なる間違いでしょうか?
基板にも100[pF]と印字されているし、コントローラTM1637のデータシートにも100[pF]を使用するようになっていたので、手持ちのコンデンサーストックから101x2個を見繕って組立てました。
ちなみの右のテスターで100のコンデンサ容量を確認しようとしたのですが、10[pF]は小さすぎてダメみたいです。故障してませんか?と英語で表示が出ました。
組立後に動作確認をしようとしたのですけど、うんともすんとも動作しません。
午後はお出かけの予定が有ったため調査は一旦打ち切り、お出かけしてきました。
帰宅してからテスターでハンダ付箇所を順に導通確認をしたのですけど、悪そうなところは無し。
ちゃんとTM1637の脚1本1本まで導通していました。
7セグLEDが壊れているのかな?とも思ったのですが、
この7セグ、ネットでデータシートを探すけど出て来ません。
山勘でDMMを繋いだのですけど、普通にカソードコモンのようでした。
しかし、、、中華風漢字と数字の書体が馴染めませんね。^^;
違うライブラリのサンプルプログラムで動作させると、文字化け状態ではあるものの一部点灯することが判りました。
途中でぶん投げたくなる気持ちをなだめつつ、何が悪いのか調べるため、Analog Discovery2で全端子分のデジタル入力を拾ってみたりしました。
これが正常なの???
画面下側・・・なんだか信号が出ていない端子が有りそうです。
同じTM1637を使用する別の表示器に繋げ替えると、正常に表示されました。
びんぼうでいいのプログラム側は悪く無さそうです。一体何が違うのか?・・・
びんぼうでいいのから表示器に向かうDIOとCLK信号をオシロスコープで取得し比較してみました。
こちらがaitendoの表示器のとき(赤がCLK/黄がDIO)
こちらが別の表示器の時
私の目にはaitendoの表示器を繋いだときのほうが、パルスの立ち上がりが速くて良さそうに見えました。
恐らく別の表示器のほうは、交換した101コンデンサーより容量の大きいものを使っているんだと思います。
ただ見比べると、同じdoneを表示しているのにが違っています
・・・何故何故???
コンデンサーを替えてみたかったのですが、
一度ハンダ付したコンデンサーを除去することが出来ず、交換は断念しました。
そう言えばTM1637Dは持ってたなぁ?と思い出し、ダメ元で交換してみました。
何事も無く普通に表示されました^^;。
まさかのIC不良?のようです。持ってるとまたトラブるのですぐ廃棄しました。
この表示器、盤面が銀色なのですが、正面から見るととっても見難いです。
何故か斜めから見ると見やすくなります・・・が、
字体が馴染めないので、もう使わないと思います。
基板は便利そうなので利用したいのですけど、
pinが一列の7セグ4桁の表示器は他に見つけられませんでした。残念!
コストダウンのためこの表示器なのでしょうけど、
やはりびんぼうは良くないなぁと思いました。