最近はPICマイコンを使ってどんなことが出来るのか?
本を見ながら手探りで試しているところです。
今なんとなく判っていることを整理すると、
<ネガティブポイント>
・Arduino環境に比べると、開発環境が2,3段階ぐらい面倒くさいです。
・良い作品事例があまり見つからない。
・開発環境準備初期投資は、ちょっと高い。
です。こんな感じなのでネット情報だけでは物足りず、本を買って試しています。
<ポジティブポイント>
・幾分原始的だが、電子部品の原理原則には詳しくなりそう。
・乾電池でも動く。
・マイコンそのものは安価、工夫すれば部品代を抑えられる。
ハンダ付け必須ですが、基板を作れば省電力&安定稼働な作品が期待できると思います。
先日8pinPICでリミットスイッチチャタリング防止→パルス発生器を基板化しましたが、
ArduinoでもESP32でも可能だと思います。ただ単機能なものにこれらを引き当てるのが勿体ないだけです。
例えば、定番Lチカなどは、上記の品達じゃなくても普通に出来ます。
特にArduinoやESP32は乾電池で連続駆動させるのは厳しいと思います。
ここがPICマイコンに手を出した最大の理由です。
生産設備の情報収集に活用したいと思っています。
WindowsPCを利用したデータ収集を行っている装置はあるのですけど、
例えば今関わっている設備は、1ヶ月分のデータが500GB位溜まります。
USBメモリーにコピーするだけで15分ぐらいかかっています。
同じ形式の設備が10台ぐらいあるのですが、稼働中にとても収拾して回れません。
グラフ化できるだけのデータなのですが、Excelで扱うと激重データになるため、せっかくのデータですが誰も収集しません。^^;
取りあえず2台限定にして月明けにコピーしていますが、USBメモリーだと間に合わないのでSSDにしています。
Excelでグラフ化するのは大変なので、Pythonの自作プログラムを作って対応しています。
当初は若手の社員がExcelでプロットしていたのですが、データが多いと途中でPCが固まってしまうそうです。
私はExcelでは厳しいと思っていたので、最初からPython利用を考えました。
それでも1月分のグラフデータを重ね描きするのに、ノートパソコンで2分ほどかかります。
欲しい情報はそこまで詳細に必要ないと思っているので、もっと簡単に情報収集したいのです。
組み込み機器をより安価により省電力で実現したい。
が目標でありますが、、、C/C++ほぼベタな環境はなかなか厳しいですね。
大きな目で見ればArduinoもC言語ですが、ライブラリーの充実度が全然違います。
私が利用できるライブラリーを探せていないだけかもしれませんが、
Arduino IDEなら、ネット環境さえあればすぐに探せて利用できます。
使用事例もふんだんにあります。
周波数カウンターで今回使用したLCD液晶なんかは多分省電力だと思うんですが、
好きに文字が表示出来るかというとそうでも無いです。
本の出版社が用意してくれたサポートサイトからライブラリーを落として組込んで実現しています。
プログラムもコピペしていますが、まず組んで動かしてみてから本の解説を眺めて理解しようとしています。
でも、、、むずかしいですね。^^;
今は雰囲気を体感しているだけで、細々したところはなかなか理解できないです。