ヨガニードラと「自分の感受性くらい　自分で守れ　ばかものよ」

こんにちは！

ヨガティーチャーのしゅうこです。

先週の体調不良と経理の忙しさで

ここのところまた、ヨガができなかったけど

身体のこわばりと緊張がひどいので、

ヨガの時間作りました！

ヨガをすると、めちゃくちゃほぐれる。

そもそも「呼吸」はものすごく大事なこと。

呼吸と身体の動きをつなげる

アームリフトとレッグリフトは心底ほっとする。

安堵感半端ない。

呼吸＝大いなる源とつながること

こういう書き方をするとあやしいかな。

でもね、本当に呼吸ってすごい力を持っているから！

テンパっていた気持ちを一旦ゼロにもどしたり、ほっとしたり。

自分本来の力を発揮させてくれたり、

新しいアイデアが湧いてきたり。

そして、

末期がんの美容師さんの奇跡だったり。

（ヨガを通して自分で起こせる奇跡の話）

最近は寝つきが悪い時に、必ず呼吸に集中するようにしています。

そうすると絶対寝れる

本当に本当に、呼吸って大事なんだよ。

当たり前のことすぎて、馬鹿にするかもしれないけど、

小さなことこそ大事なの。日常こそ大事なの。

「今この瞬間の積み重ね」が人生なんだから

今、すごく安心してリラックスして呼吸できる自分でいるって

幸せなことじゃないかな？

物質的な喜びの奥にあるのは

「味わいたい気分」

その気分の時に、どんな呼吸をしてるだろう？

絶対、浅い呼吸じゃないよね

そんな偉大な「呼吸」と寄り添うヨガに加えて

私が大事にしているのが「ヨガニードラ」。

身体のパーツに意識を向ける、寝たまま行うヨガニードラの練習は

これもすごく地味なのに、めちゃくちゃ癒されるし心身がほぐれる。

究極のリラクゼーションヨガ。

私が最近思うのは、

問題は自分の頭の中にしかないんだなってこと。

本当はなにもないのに、私が「問題」だと思って

制限をかけるから、できないことやうまくいかないことに

落ち込んだり、自分を責めたり、もやもやしたり

嫌な気分になる。

誰のせいでもなかったのに

夫のせいでもないし

親のせいでもないのに。

我慢するべきだと思う私が

勝手に悲しんでいたり、拗ねていただけ。

悩んでいただけ。

ほかの人の頭の中なら悩まないようなことを

私が勝手に問題にしていただけ。

そうやって自分が作り出した「檻」で

ぎゅうぎゅうに身体こわばらせていたから

「檻」マインドを変えていきながら

身体からもほぐしてあげる。

私ね、パニック障害の時にすごく思っていたのが

「何かの方法や誰かが治してくれる」だったの。

だからそこにたどり着きさえすれば解決するだろう、って勘違い。

だけど、そんなことができてしまったら

もう私の人生ちゃうやん。

私には、私の人生の舵を取る力がないってことやん。

誰かに委ねるような人生、望んでなかったけど

私は非力だから、誰かがどうにかしてれるのを期待していた。

でも、他者に委ねた時点で

私は「人生を捨てたのと同じ」だと思ったんだ。

自分の救世主は自分だけ。

そう思って生きるほうが楽しい。

上手くいかないこともたくさんあるけど

それでも私はこんな風に生きたいって

前に進めるほうがいい。

人に助けを求めてはいけない、という話ではないよ。

自分の人生を、誰かに委ねないっていうことだけ

すごく大事だと思うから、

最低限、自分で自分を癒すことをできるようにしたい。

自分の機嫌だけでも

自分で取れるようになれたら、って思う。

私はまだまだできていないけど

それがかっこいい女性だと思う

そんな自立した女性になりたいから

自戒を込めて「詩」を引用します。

自分の感受性くらい　　　茨木のり子

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが　ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ