相談支援専門員として2年半になる。
 特にこの1年で自分のスタイルが決まってきたように思う。自分なりの現在の大まかな生活をふりかえってみた。

 一日の流れ・・・・・・・・・・。

 自宅横にある事務所に入り、パソコンを立ち上げてから朝8時勤務開始の前にウオーキング、約30分。ぼーっとしていたり、その日のスケジュールを頭の中でシミュレーションしたり、周りの風景を眺めたりしながらウオーミングアップ。仕事が詰まっていることもあるが、できるだけ確保している。慌てたってしょうがない。

 事務所についてからは一日の予定を書き出し、必要な文書を準備、ラジオ体操。そしてモニタリング等の文書作成。10時くらいまでのこの2時間が最も事務仕事がはかどる。

 10時くらいになると取材に出かけることが多い。事業所訪問をして聞き取りをし、利用者の様子を見に行く時間となる。

 昼食は予定が推していなければ自宅で。妻と二人で昨日の残り物など、簡単に済ませている。昼休みは自宅のニワトリの世話も大事な仕事。

 午後はまた、事業所や家庭の訪問、事務仕事等その日の予定に沿って行動。訪問は多い時は3~4か所くらい回ることもある。その際は先方の都合に合わせて1時過ぎ~夕方5時過ぎくらいになる。利用者や保護者の帰宅に合わせた自宅訪問もする。事務所で相談者の訪問や電話対応もある。

 勤務終わりは17時30分だが、その日の仕事の具合で異なる。早く終われば4時前に終了。その際は自宅横の畑に行ったり、夕方のウオーキングに出かけたりしている。遅い時には6時半くらい。気持ちのノリにも左右されている。(個人事業主であるから、誰にも咎められない)

 ひと月の流れ・・・・・・・・・・・・。

 月の上旬が勝負の時。サービス等利用計画案の更新の方の文書提出期限が中旬に設定されているので、その仕事が最優先。取材を一気に行い、作成をしていく。モニタリング報告だけの文書を作成するのと異なり、1~3年分の計画を立てるのだから提出文書量が多く、最もハードである。残業も多く、休日仕事もすることがある。

 その提出が終わると、ホッと一息。場合によっては一日休日を設けることもある。

 中旬の10日間はほぼモニタリング文書の作成が中心。この2年半でずいぶん慣れてきたので、がんばって詰めれば一日に8人ぐらいの方の文書はできあがるようになった。でも手抜きはしていないつもり。集中するとくたびれるので、途中気分転換にウオーキングを入れながら頭を冷やすこともしている。20日までにできるだけその月のモニタリングを完了させることを目標としている。

 下旬の10日間はサービス担当者会議を企画。モニタリング等のサインをもらって自治体へ提出する期間でもある。担当者会議は中旬ごろから利用者の就労や生活介護の事業所、居宅介護、グループホーム等へ事前に連絡を入れ、スケジュール調整をして行う。司会進行も当然行う。これが大変!

 また、この期間は翌月のスケジュール立てる時でもある。モニタリング予定者の数と事業所への連絡をし、都合を聞きながら少しずつ予定を立てていく。

 こうして私なりのこの仕事のサイクルができている。でも当然のことながら突然の予定や計画の変更、相談があり、他の仕事(民生委員、地域の障害者団体の事務等)が入ってくることもある。それらも最優先で取り組んでいきたい。

 ハードであると言えばその通り。でもやりがいとやる気も感じているから、充実している。適当に休みも入れている。無理はしすぎない。

 責任は大きいのだが、楽しみながらやらなきゃなあ!自分に余裕がないときちんとした支援はできないと思っているから。

 「今日も一日ようがんばったやん!」。夕方事務所の施錠をして自宅に入る前に、夕暮れの空を眺め、畑の野菜を見つめ、ニワトリに声をかけて小屋に入れながら、自分に話しかけている。