歯周病という言葉はみなさん聞いたことがあると思います。

ただ、正しく理解しているかというと

なかなか難しいところではないでしょうか。

 

歯科助手は診療のアシスタントが主な仕事ですが、

歯科衛生士はそれ以外にもっとも重要な役割が

歯周病の治療ができるということになります。

 

正確な歯石取りを行うことで歯周病は改善します。

私たちが歯周病を改善できるような技術を身につけるためには

同じ患者さんの歯肉の変化に気づく環境に身を置くこと、

つまり歯周病に関しては担当制が好ましいです。

 

前回行った処置が正しく行われたか確認しなければ

自分の技術が正しいかどうかわかりません。

歯石の取り残しはないか、

歯肉の炎症はどうなっているか、

取り残しがあれば再度アタックする、

次の時に確認する、

そんな日々が技術の向上には必要です。

 

また、自分以外のチェック体制があるかも重要です。

やりっぱなしではなく、

先輩歯科衛生士や歯科医師ができているか確認する

体制があるかとレベルアップは早いかもしれません。

 

ざっと歯石を取る日々を重ねるだけでは

レベルアップは難しいです。

 

自分自身が行った処置によって

歯周病が改善することほど

やりがいを感じることはないと言ってもいいでしょう。

充実した時間を過ごしてもらえるように努めたいと思います。

 

今週のお花