コトブキ パワーボックスSVミニですが、使い物になら無いので撤去しました。



コトブキ パワーボックスSVミニは濾過層はタダの箱で、入水側と出水側を分けるのはカセットフルターのみで、水流を分けるような特別な仕組みはなく、その為濾過層内では水が渦を巻いているのが容易に想像出来るため、カセットフィルターのスポンジでどれくらい物理濾過が出来るのかもなぞって言うか期待出来ない感じでしたが、容量だけはたっぷりあるのでサブストラットプロ等の濾過能力に評判のあるろ材に交換してしまえば小型水槽には必要十分な濾過能力が得られるようでしたが・・・ポンプがねぇ・・・

とにかく水中ポンプがすぐ詰まるんです。

うちではスイレン系が2種類、3株と適当な水草が少々入ってて、後はミナミヌマエビが7~8匹いる20cmキューブに繋げていたんですが、すぐに水中ポンプの入水部分のフィルターがどろどろになって、3日ほどで水流0になっちゃうんですよ。
(どろどろになるのはスポンジのみで、ポンプの羽根にはゴミは一切付着しておらず、指で弾けば普通に回ります。どうやらスポンジが直接ポンプに水を取り込む穴が小さすぎるのと、その穴に薄くて小さなスポンジが密着しており、更にスポンジの中で穴の真上の部分にゴミが集中してしまうことで、スポンジが詰まってはねが回転しなくなるようです。コレを防ぐにはスポンジを外すしか手はありませんが、外したら外したで羽根が痛んだりとまた別の問題が出そうな気がするので設計ミスという事になると思います)

当然水流が弱くなれば濾過能力がなくなるわけで、更にほぼ生物濾過のみのフィルタの水流が止まると言うことはろ材にせっかく定着したバクテリアも死んじゃうから・・・

というわけで、もったいないですが外掛けフィルターに戻しましたです。

しかしもっと酷い環境の水槽でもエーハイムの水中ポンプは平気で回り続けるのになぁ。

とりあえずエーハイムフラットとは無理矢理接続することには成功してる(ホースの径が違うので本当に無理矢理接続します)ので、レグラスポニックスの環境が破綻したら繋げてみようと思います。