朝一番に、コロニー久住の釘宮理事長、ついで、高校時代の恩師、明石先生。ドイツ帰りの山形の小関さんと中津の萩原さん。竹田市菅生地区の皆さん。濃い時間が流れます。久しぶりの焼酎に、目先が揺れています。視線が吸い込まれたまま、戻ってこない。白水ダムと安藤忠雄、岡城址と平泉の八重樫さん。未来が宇宙に向かって広がっていく。

12日、挑戦した竹田市長選に当選させていただきました。あらためて、市民に近いことの幸せを感じています。政治、経済、すべてにおいて厳しい局面にありますが、『逆風の中で独創性を生み出す』のが私の中に組み込まれたDNAなのでありましょうや。自治体の自立こそが、新たな国づくりのエネルギーであることを楽しみながら、悠々として急ぐことにします。

私が首藤勝次の父親だったら、絶対この選挙には出さなかったと思う。だが、県議会議員という立場を捨ててでも、地域を救いたいとする打算のない情熱は私を驚かせた。

竹田市は彼を失ってはならない。逆境の中でも、実行力のある勇気に満ちた取り組みが評価されてきたからこそ、3度の選挙をクリアしたのだ。

政治生命をかけた彼の戦いは、私にとっても最後の戦いになるだろう。

夢を抱ける竹田市を見たいと、真剣にそう思っている。

 竹田市 城原  甲斐六夫  8期連続当選・議長4年間