10年前の3月。
宮崎の初めての舞台
「ROMEO×JULIET〜legend of painful heart」の稽古中。
東日本の大地震があった。
 
演劇にこれから関わるぞというひよっこが
"自粛"と"エンターテインメント"の板挟みになった。
 
これから役者人生がスタートするという自分には、大き過ぎる問題。
 
何を考えれば良いかもわからなかった。
 
プロデューサー陣、
座長の植田圭輔くんと、広瀬友祐くんをはじめとするキャストの皆さんが
真剣に、公演をするべきなのかどうか悩んでる姿がそこにありました。
 
 
出した答えは、
 
 
決行。
 
 
中目黒のキンケロシアターで初日を迎えて、
 
台詞は舞台袖から喋る一行。
 
キンケロの上手から下手へ通りすぎるだけなのに
あの距離が無限にも感じた。
 
味わったことのない緊張感。
 
 
 
昨日のことのように思い出せる。
 
 
 
 
終演。
 
 
 
初めてのカーテンコールでたくさんの拍手に包まれて、
 
エンターテインメントは必要なんだと知った。
 
少なくとも今この瞬間、130人はこれを求めてるのだと肌で実感した。
 
人数じゃない。
 
 
一人でもいるなら。
 
 
そう思いました。
 
その時、
 
ひよっこ宮崎は
演劇をやっていくと決意しました。
 
 
震災から10年後の3月。
 
 
30歳の宮崎は
「ロミオとジュリエット」の稽古中。
 
 
 
新型コロナウイルスという不測の事態の中、
またもや"自粛"と"エンターテイメント"の板挟みになっています。
 
 
 
 
自分の答えは
 
エンターテインメントです。
 
 
というより、天秤にかけるものでもないなと。
 
 
 
様々な意見があって当たり前だと思いますが。
 
僕が演劇を続ける理由は先程書いた通りなので、、、
 
どんなことがふりかかってきても
僕が選択するのは
 
エンターテインメントです。
 
 
 
 
 
 
この10年に感謝して、
これからも邁進していきます。