
ナイア「機動武闘伝シュツルム・ガルスさんです」
違ってない気もするが違います。
この方は、ガンダムUCに登場したMSさんです。
ヴィアンカ「しかし、エングレービングの塗り分けを面倒臭がり、袖付きの機体は避けては、おりはしませんでしたかな、マスター?」
そうなんじゃが、コイツはUC登場機体ん中でも、かなりのお気に入りでの。
だもんでコイツだけは、キッチリ塗ってやろう思っとったんじゃが……。
ナイア「じゃが?」
赤い部分が全部シールなんは、この際どうでもいい。
んなの塗り分けるんは、たいした手間でないからの。
ヴィアンカ「でしたら、なにが問題で?」

これを見よ。
具体的には、パーツ番号A1の13番。
ナイア「このパーツさんがなにか?」
ヴィアンカ「これは、胸部パーツですかな? しかし、僕の記憶が確かなら、この部分にはエングレが…」

はい。
つんつるてんでゴザイマス。
よ~く見ると、完成写真も、ここはシール貼って、シールの縁塗って誤魔化してるだけだったりする。

でもって、さらに問題なんは袖。
中途半端にモールドが省略されとるんで、キチっと処理すんなら、結局、一度全部削らにゃならん。
取説じゃと普通にモールドされとるように描かれてるんで、モヤモヤ倍増。
これってホントにプラモ?
組み立て式の食玩でなく?
それとも我が知らんかっただけで、袖付きってみんなこうなん?
楽しみにしとった分、なんかこれ見て、一気に萎えたわさ。
ヴィアンカ「でしたらシールを型に、プラペーパーなりで自作いたしてみては、如何ですかな?」
ヤダ。
メンドい。
ヴィアンカ「……」
ナイア「なら、どうするんです、この人?」
パチってブンドドする。
ヴィアンカ「…一応、組むには組みまっか?」
ま、払ったおぜぜの分は楽しまんとの。