別に逃げてもいいんだよ



日本人は勤勉で真面目で頑張り屋の人が非常に多いです。
これは本当に凄いことだと思います。

「辛いことから逃げるな」

「どんな困難も立ち向かえ」


このような考えが美徳とされ、
辛い時でも逃げてはダメなんだ。と無意識レベルに刷り込まれているわけです。
立ち向かうのが正義だという考えが蔓延しているので、どんな辛い状況であっても、その場から離れられなかったり、逃げ出せなかったり。。。



それが積もり積もって、自分の命を絶ったり、
手首を切ったり、行き過ぎた娯楽に走ったり、
選択肢がないせいで、非常に苦しめられているのではないかと思うのです。



多くの自己啓発本を読んでも、
多くの著名人や偉人の言葉を見ても
「原因はすべて自分自身にある」
という風なことが言われたりしているせいで、
自分と向き合える余裕がある人はいいものの、
自分を責めてしまう人からしたら、逃げようとしている自分が許せなかったり、頑張らないといけないと
自分自身を追い込んだりしてしまいます。



でも、別に逃げていいんです。
本当に辛くて、精神的なダメージを受けているとき。
肉体的なダメージを受けているとき。
逃げてもいいんです。
無理して戦う必要なんてないんです。


「戦わずして勝つ」
(孫子)


「孫子の兵法」の基本的な考え方です。
実際には戦いを持ち込まずに、戦略的に勝利するという意味です。
いかに戦闘のリスクを避けるか。


「逃げるが勝ち」ということわざもあるくらいです。
無理に嫌な人間と戦う必要なんてないです。



職場や学校で人間関係がうまくいかず、
そこに行けばいつも大きなストレスを感じ、
精神的にも肉体的にも傷ついてしまうくらいなら
別に行かなくていいと思います。




無理やり行って、自分の精神を疲弊させ、
肉体を削るくらいなら、
思い切って、行かずに自分のwant toに
徹するべきだと思います。



世の中の常識にや当たり前の風潮に縛られる必要なんて全くありません。

「学校行かないやつなんてダメだ」

「転職ばかりするやつはクズだ」


全然ダメじゃないですし、クズじゃないです。
そんなこと言ってるやつがクズです(笑)


そもそも、嫌なのに頑張って行っていたという
その事実が凄いんです。
嫌なことでも頑張れたというのは、
すごいスキルですし、これからそこを自分の心からやりたいことに転換すれば、
それは半端じゃない結果をもたらします。



人間は誰しもとてつもない可能性で溢れています。
本当に限界だと思えば、思い切って環境を変えてみるのもひとつの方法です。
自分のことを傷つけるくらいなら、
逃げることもありだということを頭の片隅に置いていれば良いと思います。



あなたがワクワクする日々を過ごせますように✨
素川 集