『量より質』は本当に正しいのか?




勉強やスポーツ、仕事で成功を収めた人や
先輩方が「量より質だ」とよく言っています。
その言葉を鵜呑みにしていいのか?
それは正しいのか?



答えは、NOです。
うまくいっている人たちが言う、
「量より質」という言葉には裏があります。



結論から言うと大事なのは、
「圧倒的な量をこなす」ことです。




「量より質だ」と言っている人たちは
まず圧倒的な量をこなしているんです。
以前にシグモイド曲線(成長曲線)について
書きましたが、
一気に成長するポイント(ブレイクポイント)に
達するのはある程度の量をこなしたことによるからです。




「量質転化の法則」という考えがあります。
量をこなすことによって質があがることです。
質が上がることによって、またより量をこなせるようになるということです。



要は「まずやれ!」ということです!
「とにかく量をやれ!」です。



例えば、小さい頃に
お箸を使って食べ物を食べるときに、
何回チャレンジしましたか?
毎日毎日お箸で食べて、何百回、人によっては何千回と食べる練習をしてやっと
いま自然にお箸を使って食べることが出来ているわけです。




「有名な人と普通の人を分けるのは、
何かに打ち込んだ量の差だと思う」
(イアン・ソープ)


量もこなしていないうちから、
「量より質だ」と言っている人は
いかに楽するかしか考えてない甘えでしかないです。



まずは圧倒的な量をこなすこと。
量をこなすことで、色々な視点から見ることができて、新たな発見が生まれ、成長していくのです。



では「とりあえず量をこなせばいいのか?」
と思われた方も多いでしょう。
それは違います。
量をこなした上で試行錯誤を繰り返すことが重要です。
とにかく量をこなしながら、
もっと良くなるためにはどうすべきか?
もっと成長するためにはどうすべきか?
をしっかり考えながら行動することです。



これが出来るようになれば、
成長スピードが格段に上がります。



あなたも何かに打ち込もうと思った時に
とにかく想像の10倍くらいの量をこなしていくことが、圧倒的な成長をもたらす1番の近道だと思います。



あなたがワクワクする日々を過ごせますように✨
素川 集