あなたは身体と向き合ってますか?



世界の長者たちの身体を見ていると変に太った体型をしているのはわずかしかいません。
それは毎日食事に気を使い、身体を動かして
身体と向き合っているからです。



いわゆる世の成功者たちは必ず身体と向き合う時間を設けています。
筋トレ、ヨガ、瞑想、ジョギングなど
人によっては違うものの、どんなに忙しくてもその時間は確保しているものです。



健康は我々人間の悩み・不満の大きな一つです。
それなのに、口では健康になりたいとは言うものの
SNS、メディアなどで取り上げられる浅はかな情報だけで知った気になり、それを軽く実践し挫折するということを何度も繰り返しているのです。



運動をすることは身体を観察し、身体と対話するような感覚です。
だからトレーニングはただ筋肉が大きくなるとか体力がつくとかそんな抽象度の話ではなくて、
神経、骨、筋肉、皮膚などに耳を傾けて
自分と向き合うということです。





「肉体的鍛錬は、各人に自分が優越しているとの確信を植え付け、
永遠にただ自己の力の意識の中にのみ存在する信念を各人に与えるべきである」
(アドルフ・ヒトラー)



ヒトラーはここでは他人よりも優れているということを確信づけると言っているので、
「鍛えることで自分は他人よりも優れていることがわかるだろ?」そんなニュアンスで、
結局他人と比較するのかとなりますが、
重要なのはその次です。



「永遠にただ自己の力の意識の中にのみ存在する信念を各人に与えるべきである」
これは肉体を鍛えたことによって得た感覚や知識を
自分だけのものにするんではなくて、
人に与えるべきであると。
つまり、「人に教える」「情報提供をするんだ」
と言っているのです。



よく他人と比べる人は、自分が良い情報を持っていても、ライバルに負けたくないので
自分だけのものにしようとします。
「他人になんて教えるもんか」と。




でもヒトラーはそうじゃないんだと。
「まず鍛えることによって他人より優れているという自信が持てるだろ。自信を持ったことによって心にゆとりができる。だからこそ、良い情報は自分の中に留めておくんじゃなくて、どんどん人に与えていくんだ。」
こんな意味だと僕は思います。




いくらダイエットの本を読み漁っても、トレーニングの知識が人よりあっても、自分自身の身体と向き合っていないとリアルに触れていないので、分かりません。




身体というのはそういうものです。
まずはやってみる。その動きをやってみないと上達もしなければ、理解もできません。




身体機能の向上は、同時に心の向上、脳の向上にもなるということを知ってほしいと思います。
「あなたの身体はあなたしか扱えないし、
あなたの身体の声はあなたしか聞こえない」



あなたがワクワクする日々を過ごせますように✨
素川 集