自分の思考は言葉で決まる
人の身体は食べ物によって作られています。
何を食べたか、どれくらい食べたかが
体型にあらわれ、自分の身体を形成しています。
生き方、思考、脳は言葉によって作られています。
世の中の情報はすべて言語でできています。
よって、情動や欲求は言語による情報空間に支配されているのです。
そうと分かれば自分自身の発する言葉、耳にする言葉を変えていけば人生が変わるということです。
普通に生きていれば、自分が発する言葉に
注意して耳を傾けることはないでしょう。
当たり前のことに意識してみるということが大切になってくるのです。
何か始めようと思っているときにできない理由を探したり、やらない言い訳を必死に見つけるようなことをしてしまうのは、ネガティブな言葉を大量に浴びせられてきたという影響が大きくあります。
多くの人が、やりたい気持ちはあるんだけれども
行動に移せないという悩みを持っています。
「自分は本当にできるんだろうか」
「まだ自分には早いんじゃなかろうか」
まわりから、「お前には無理だ」「そんな甘くない」
「世の中なめるな」みたいなことを浴びせられた人は
どうしてもマインドブロックが取れずに、
一歩踏み出せずにいます。
だからといって、こんな家庭に生まれたからとか
親がネガティヴだったから、みたいなことを永遠と口にしているだけでは人生なんて変わりません。
これからの自分の言葉を変えていくしかないです。
自分の言葉がポジティブになれば、
ポジティブ脳に変わっていくのが人間のすごいところです。
言葉に出すのがポイントだと思います。
「『やってられないよ』と思ったとき、『でもおれは頑張っているよな』とつぶやいてみてください。
『頑張っている私って、結構いいな』と、自分を好きになってください。その方が生きやすくなると思いませんか?」
(松岡修造)
松岡修造さんは言葉を使うプロだと思います。
テニスの試合中にいつも独り言を言っています。
ピンチの時であっても「大丈夫」「俺はできる」
など常に口に出しています。
(これをアファメーションと言います)
よく聞くのは、
「自分は運が悪い」
「私はダメ男ばかりと付き合う」
「俺お金ない」
などなど、
このような言葉をよく聞きますが、
自分で言っている限り、良くなることはないですし
自分の言葉の通りに人生が進んでいくだけです。
「自分は運がいい」
「私の前には良い男ばかり現れる」
「俺はお金持ちだ」
ポジティブに言葉を変えるだけで、
人間の脳は「そうなんだ」という風に認識するので
言動行動がどんどん変わっていきます。
言葉は潜在意識レベルで脳に侵入します。
だからこそ、いい言葉を口にして、いい言葉を聞くことがより良い人生を切り開く鍵になるのです。
みなさんがワクワクする日々を過ごせますように✨
素川 集