春風に乗って♪ | ShuShuPoPo

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ShuShuとPopoloの気まぐれ日記

 

長らくの腎臓病治療に耐え

4.2キロまで落ちていた体重が

ポポの努力で

少しずつ少しずつ増え続けて、

あと1歩で夢の5キロ台!というところまで

行っていたポポちゃんでしたが、

 

私たちの心から愛するポポは、

3月19日

春風に乗って、タタタ~っと

足取りも軽やかに、行ってしまいました。

 

 

最後に自宅で点滴をした時は、

まだ元気で、食事もバクバクと食いつき良く

食べていたし、

ハーネスをすればお庭を歩けていたので

まさかここでとは思っていませんでした。

 

その後、点滴セットを交換してもらうついでに

先生に点滴を打ってもらってから

なぜか調子が上がらず、

3日間食事は全く、お水は少ししか受け付けないように

なってしまい、あっという間に最後の日を迎えてしまいました。

 

 

今となっては最後となった晩の早い時間あたりから、

あの無口だったポポが

か細い声ではありましたが、

声を上げるようになり、

何か私たちにお話するように叫ぶようになりました。

 

そして、もうあまり見えていないはずの目なのに

私が振り向いたりすると

それを待っていたかのうように、

声を上げるようになりました。

 

そして、呼吸をする度に小さな声が出るようになりました。

 

そのため、私はひと晩じゅうポポに添い寝して

体をなでたり、声をかけたり、抱っこしたりしていたのですが、

朝方、ほんの短い時間、私が眠りに落ちた間に

体から離れて、行ってしまいました。

 

この頃、私はまだ、まさか行ってしまうとは思っていなかったのです。

翌日までは持たないかもしれないけれど、

まだ数時間はこうした状態が続くのかなと思ってしまっていました。

 

 

床ずれ防止のために、時々体の向きを変えていたのですが

最後の添い寝中は、私の姿が目に入らないと

声を上げたので、

ばっちり私が見えるようにポポのベッドを配置していました。

 

私は残念ながら寝落ちしてしまったのですが(涙)

最後は、私の顔をアップで見ながら、

私を感じながら行ったはずと思います。

 

最後は腕の中で行ってほしいとずっと思ってきたのに

逆に私が見守られるような形で行かれてしまった汗

 

ポポは普段から、わざと裏をかいて私たちの反応を

面白がるようなところがありましたが

今回もしてやられたり?

そういう意味では、最後までポポらしかったのかも。 

もう!

 

パパは忙しい日が続いていたので

私が夜中にパパとバトンタッチして

添い寝をしていたので、

パパも間に合いませんでした。

 

パパは、夜寝る前に、お別れらしい言葉を伝えていました。

(お別れの前の晩)

 

でもこの時はパパも私もまだ、

まさかそれがポポと最後の夜になるとは思っていませんでした。

 

 

 

 

こうして、ポポがいなくなってしまった今

パパと言っているのは、

 

このポポと暮らした16年間

 

あ~~~本当に、

 

楽しかった!

 

幸せだったね!!

 

ということ。

 

なんて愛らしい娘だったんでしょう。

なんて明るい娘だったんでしょう。

 

純粋無垢で

天真爛漫で

いつもキラキラと目を輝かせていて

常に私たちを前に進ませてくれて、

なんとありがたい娘だったか

 

 

 

ほんとうに、ほんとうに

ポポちゃん、

ありがとう

ありがとう

ありがとう

伝える言葉はそれしかありません。

 

 

もう、パパも私も

寂しくて寂しくて。

 

ポポがいなくなって

心に、、、どころか

体に大きな穴が開いてしまいました。

これを埋めるのに

いったいどれくらい時間がかかるのだろう。

そんな感じ。

 

ワンコを見送られた方々は

みなさん、こんなにつらい経験をされたのですね。

私たちも、とうとう

その経験をすることになりました。

ほんとうに、寂しいですね。

 

当日の夜は、パパは眠れないと言い、

私はダラダラと涙が出るので

タオルを目元に置いて眠りました。

 

翌日は色んなものを整理。

パパが、早い方がいいと言って

初めてくれました。

私はまだ茫然自失状態でしたが

パパのおかげで私も活動開始。

ポポ用品を片付けても片付けても、

続々とポポ用品が出てきます(笑)

 

今年に入ってからは、食べ物の試行錯誤が続いていたため

未使用のフードやおやつがたくさんあるので

余ったオムツやトイレシートと一緒に

ワンちゃんの保護施設へ寄付することにしました。

段ボール2個分送ります。

 

 

 

ポポの滑り止め用に敷いていた敷物も取り外して

掃除機をかけると、

家の中が広~い。

うちって、こんなに広かったっけ?

 

すっきり片付いて、気分もすっきりしましたが

そうなると、この広さまでもが

むなしく、また寂しさが募ってしまいます。

が、どうにか進んで行かなければ。

 

 

 

 

 

 

 

整理していたら、余っていた過去の年賀状が出てきました。

とってもお気に入りの写真ばかりなので

ここに載せてみます。

こんなにキラキラしていたんだな~って改めて思いました。

 

こんなに元気だったんだねラブラブラブラブラブラブ

 

奇跡的な1枚です。光がこんな風に差す中を

ポポがルンルンではねています!キラキラキラキラキラキラ

 

この可憐な姿が一番好きかも。

長い間携帯の待ち受け画面にしています。

 

 

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以下は、最後に過ごした時の写真ですが

ポポの亡骸の写真もあるので

見たくない方は

どうかスルーしてくださいね。

 

 

 

 

 

ポポを段ボール箱に寝かせて

お腹を保冷剤で冷やしたら、

パパとお花屋さんに行ってきました。

やさしい色合いのピンクで盛大に飾ってあげようと思っていたのですが

いざお花屋さんに行くと、花数が多すぎて

よくわからなくなってしまいました😅

 

あまりうまく飾れませんでしたが、

とりあえず、

ピンクのミニバラはポポのイメージです。

 

ミモザは春のイメージ

 

庭のクリスマスローズも入れました。

前日にポポを抱っこしてお庭に出た時に

匂いをかがせたりしていたからです。

 

そしてポポの首には

一昨年旅先で買って

ポポにとてもよく似合っていた

可憐なお花のコサージュをつけました。

 

火葬は、市内の施設にお願いしました。

とても丁寧に大切に進めてくださって、

まさかそこまでしていただけるとは

思っていなかったので、感動しました。

本当にありがたくてとても良い

お式でした。

 

 

いったん職員さんにポポを預けて

用意が整ったところで行ってみると

ポポの体のまわりにお花をとてもきれに並べてくださっていました。

ポポの顔の正面にまわって、改めて正面から顔を見てみると

ポポがとても柔和な顔で笑っているので

思わずうれしくなりました。

 

あんまり考えずにお願いしたのですが、

こちらは本格的な仏教式でした。

ここでお線香をあげて手を合わせました。

私は号泣中なので手にタオル。

パパは、「ポポはきっとしめっぽいのは嫌いなはずだ」と言って

あえて紫のシャツを着用^^

 

最後にもう一度抱っこさせていただきました。

 

私も抱っこして、

大好きだったポポのかわいいおでこに

最後にもう一度ほっぺたをスリスリさせてもらいました。

 

そして、もう一度、たくさん感謝の言葉を伝えて

おやつと、唯一好きだったおもちゃを入れて

もう一度お花で飾って

お別れしました。

 

たった数時間前に逝ったばかりだというのに、

さっきまで、まだ体が温かかったというのに、

午後のこの時間になると

もうポポの体はカチカチに固まっていて

辛いけれど、やはり早いお別れが必要だなと

あきらめがつきました。

 

 

ポポが厚い鉄の扉の向こうへ行ってしまってから

お骨になって戻ってくるまで

1時間ちょっとかかるということで、

私たちはいったん施設から離れることにしました。

 

施設の煙突からは、既にモクモクと煙が上がっていました。

 

 

何をしても ハァ、何を言ってもハァと

いちいちため息をつきながら、

お互い泣きはらした顔でしたが

それでもやっぱりお茶なんかして(笑)

ポポの面白かった思い出話をしたりしながら時間をつぶして

 

最後にお骨を拾いました。

 

私たちは一番小さな骨壺を選んで

少しだけ持って帰りました。

それから、旅行に一緒に行けるように

ペンダントになった小さな骨壺もそれぞれ用に買って、

少しお骨を入れて帰りました。

私は、自分の番が来た時に、

このペンダントを胸にぶら下げて

一緒に送ってもらう予定。

 

 

 

急遽、ここにポポちゃんコーナーを作りました。

写真の前に座ると、ぼーっとなってしまって

時間がどんどん過ぎてしまいます。

でも写真のポポが最高の笑顔で笑いかけてくれるので

私も笑顔になっています。

 

大好きだったポポの毛も少し手元に残しました。


 

 

 

最後にもう一つ。

 

今回すごかったのがポポの腹時計です。

 

パパは、暦上は

この19日から3連休だったのですが、

はやり忙しくて、丸一日の休みは19日しかありませんでした。

それ以外だと、どう頑張っても半日しか

時間を作れない状況で、

19日は、ここしかないという絶妙なタイミングだったそう。

19日でなければこんなに時間をかけて

ポポの最後を見送ってあげられなかった。

 

それから、忙しいとはいえ

一応3連休の初日なので

3日間の間に

少しは心の整理をつけられる。

 

その上、19日は「大安吉日」

めでたい日に、春の風に乗りたかったようです♪

お天気もちょうど良かった。

これが翌日だったら、

荒れたお天気で雨風が繰り返され

ヒョウも降って落ち着かない異常なお天気でした。

 

ポポは、何もかもちゃーんと分かっていて

逆算して事を起こしたようです。

ポポちゃん、すごい!さすがです!!

 

今頃、お空で、しばらくできなかった

びゅんびゅん走りを思いっきりやっていることでしょう。

目をキラキラと輝かせて!

 

 

 

家に帰って来てから

お隣のワンちゃんに会いましたが

(お隣のワンちゃんには前日お別れの挨拶を終えていました)

しばらくお隣の方とお話をしてから

車から骨壺を取り出すと、

とたんにそのワンちゃんが ヒンヒンと

悲しそうな声を出し始めました。

まぎれもなく、骨壺を直視して鳴いていたのです。

不思議なことですが、

やはり動物にはちゃんとわかるのかも。

匂いを嗅いでもらうと落ち着きました。

 

 

ポポには、生まれ変わって

新しい体をもらったら

きっと私たちを見つけて戻って来てね!と

お願いしました。

私は転生を信じています。

それでもまた裏をかいて肩透かしをくらっちゃうかな~

 

 

 

でも、待ってるよ

本当にかわいい子

愛しい子

だいじなだいじな子

大好きちゃん

 

楽しかったね...

 

ありがとうね...

 

 

 

ShuShuPoPoは

昔の頃をふり返ってみたいので

もう少しだけ続きます。

 

 

これまで、お世話になった皆さま

ShuShuPoPoを通して

ポポをかわいがってくださった皆さま

長い間本当にありがとうございました。

心より感謝いたします。