劇団プレステージ第11回本公演
『リサウンド ~響奏曲~』
全20公演を終えて無事に閉幕することが出来ました。
改めまして、
劇場まで観にきてくださった皆様、
応援してくださった皆様、
本当に本当に感謝しております。
本当に有難う御座います。
今回の公演、劇団プレステージとしては新たな挑戦でした。
メンバーも番外公演とほぼほぼ変わらず、
しかしながら、本公演として何かを残したい。
今までの劇団プレステージにしては笑いも少なめで、
繊細でドラマがメインの作品。
群像劇ではなく、響也と奏の為に舞台を日々作りあげていく。
その中に生バンドという挑戦もありつつ、
ホント初日の幕が上がるまで、どうなるかわからなかった。
でも、千秋楽を終えた今、
とても劇団プレステージらしい作品だなと思いました。
新たなことに挑戦しつつ、泥臭く暑苦しく真っすぐにがむしゃらに、
ただただ、メッセージを伝える。
耳が聞こえなくなってしまった奏に音楽を聞かせる。
全身全霊で伝えるものはきっと人には伝わるはずだって信じて、
おもいっきりやってきました。
響也のセリフにもありましたが、
「音楽でも、バンドでも、タンバリンでも、本当にやりたいこと、やりてぇ!つってやれ!それがロックってもんだろ?」
俺らもまだまだ役者としても劇団としても未熟だけど、やりてぇ!ってことをやっていきたいと思ってます。
そして、それが出来るのも、皆様の支えあってのことであります。
本当に有難う御座います。
今回の公演、舞台中のメッセージとは別なんですが、
自分の中でもう一つテーマがありました。
それは『何かをはじめるのに遅い事なんてない』
今回は響也率いるリバイバーズのメンバー。
ベースの日陰として参加させて頂きました。
今年の二月くらいにバンドもの舞台をやるかもと聞き、
それから音楽の出来る知り合いに相談しつつ、
ちょこちょことベースを練習して、
本公演の稽古に入り、約一ヵ月半。
みっちりと練習してきました。
「これをマジで人前でやるのか」と不安な時もありましたが、
日に日に上達しているのが、自分でも実感できて本当に楽しかったです。
高校の文化祭の時に「ベースやりたい!」と言ったけど、
「もうメンバー決まってるし、今からじゃ難しいよ」と断られ、
悔しい想いをしたのを今でも覚えていますが、
あの時も本番まで半年ぐらいはあったので、
「やれば、出来たじゃん」と思いました。
だからなんなのかわかりませんが、
とりあえず、やりたいことがあるならやってみればいいと思います。
ベース楽しいですよ。
日陰とかげ