日経平均は下落か? | SKG研

SKG研

地震等の防災耐震技術からあらゆる技術に関しての啓蒙活動

トレンドやテクニカルから見たら、21000を割り込んでいきそうな状態に見えます。

アメリカだけが景気指標が良くて欧州経済危機や中国の経済生産頭打ちブレグジットのもたらす闇を払拭してダウは上げましたし。
日本の株価も追い風を受けましたが、アメリカの利上げしないが世界経済の成長鈍化懸念を連想させてしまい。
株価の下落を予感させているだけでなく。
世界恐慌に繋がるのでは?とマイナスネガティブ思考に支配されつつあるようです。

世界が金融緩和政策に片寄り低金利デフレ状態に落入り。
銀行が痩せ細ってきているからです。

みずほ銀行の問題は全ての銀行に波及しています。
それは、日銀の低金利、マイナス金利で。
貸付からの収益が悪化しているために。 
人員削減と店舗を減らすリストラをやらざるを得なくなっているからです。
みずほの計上利益-6000億円のうちの40000億はシステムの変更と店舗閉鎖や統合です。

そして、システム変更以外のリストラはメガバンク全てに及んでいます。

何故?金融緩和が機能しないのか、?
簡単な原因です。
消費税です。
アメリカはトランプが減税を行い実質の景気があがりました。
金利は低い、借り手が不在。
物価は上がらないサラリーは増えない。

次回の消費税を上げるでオワタになるでしょう。

そうこうしている内に世界がデフレ不況に突入して銀行が衰退しているわけです。

本来ならば日本は金利が上げられる状態になるべきですが。
マネタリーベースが膨らんだだけでした。
金利は上げられません。

銀行はリスクの高いデリバティブに手を染めなければならなくなり。
みずほの計上-の2000億はデリバティブ損失です。
どのメガバンクにも発生しうるものです。

このままメガバンクやその他銀行が衰退したら。
景気が落ち込んだ時。
不景気氷河期になったときにテコ入れが不可能になります。
しかも、金利は下げる事すらできません。

それが世界的に広がっていると言うわけです。

なので、週明けの株価はよくない可能性は濃厚かもしれません。

ヘッジファンドの動きも気になります。
手のひら返しの売り叩きをAiとかアルゴリズムとか高速売買ロボで荒稼ぎを目論んでいそうです。