天を仰いだ無様な時
空は真っ青な顔してた。
笑ってんだろうかみたいに。
だから聞いたんだ。
何か一つ教えてくれてもいいじゃないかって。
無力な愚痴を溢しながら。
足を引きずり歩いても
カオスの森に出口はない。
マーブル状に希望と絶望が
通りすぎて行く毎日。
だけど。
天に届く様
そんな夢を見続けているんだ。
青く透きとおった空に
この手が届く様
奇跡を信じつづけているんだ。
どんな欲望よりも
大きいに決まっているから。
叶わないと諦めた時も。
身の程しらずだったと思った時でも。
必ず貴方を思い出して、また起き上がり。
体にこびりついたネガ(泥)を払い落としてまた旅が始まる。
泣くんなら夜に泣くんだ。
代わりに星が瞬いてくれるから。
泣くのはよしなってみたいに。
だから気持ちが楽になる。
明日からどうしたらいいんだろうって。
弱音を吐き続ける心に呆れてる。
見つけてもつかんでも
霧みたいに消えてまう。
虹のゲートを潜れた奴は
誰一人としていないんだ。
だけど
この手が遥か彼方
天まで届く様な
夢を捨てられないんだ。
綺羅星の輝く空に
この手を伸ばして
一個でも掴んでみたいんだ。
どんな宝石よりも
美しいに決まっているから。
緩やかに過ぎる時間の中に
期待とか絶望がひしめきあっている。
自分の決めた一つしかないゴールには終わりがないから、貴方に笑われないようまた旅を続けよう。
人はどうして夢を追い続けるのか?
それは人にしかない機能なんだ。
欲望だけじゃない。
自分の強さとか可能性とか真実とか確かめたいからなんだ。
時に、叶えたい夢に包まれている毎日を幸せだって思うんだ。
何時しか青い顔が教えてくれた。
谷底や山頂を人は気にしても空からしたら小さ過ぎてわからないって。
本当の夢なら死ぬまで覚めることはないだろって事も。
だから
この手がずっと高い
天に届く様
そんな夢を見続けているんだ。
青く透きとおった空に
この手が届く様
奇跡を信じつづけているんだ。
どんな欲望よりも
大きいに決まっているから。
叶わないと諦めた時も。
身の程しらずだったと思ったときでも。
必ず貴方を思い出して、また起き上がり。
体にこびりついたネガ(泥)を払い落としてまた旅が始まる。