テクニックは、あくまで手段であり目的じゃない。
音楽に限らずだが、他人様の演奏や演技、作品などを上手いだ下手だのと評論したがる同業の輩。たいていの場合、結果を出していない者がエセ評論家に成り下がる。
結果を出した者が気になって仕方ない。よしマウンティングしちゃれ!ですかそうですか。愚にもつかぬ批評、陰口、クソバイス。
それをしていいのはお金を出してくれたクライアントや、信頼できる身内仲間友人かと。そこから生まれる建設的なアドバイスと発見は演者を伸ばす。
テクニックは、あくまで手段であり目的じゃない。
作品をより良く表現するうえで長けている方がいいに決まっている。だがそれだけだ。
そしてそれだけの事に、演者は身を削って自らを磨く。ましてプロなら当たり前。
磨き上げた業で練った作品を提供する。これが我々芸事を生業とする者の使命であり楽しみである。
良い作品を伝える。
他人様をやっかんでごちゃごちゃ言う余裕は、俺には無い。