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菖蒲はグッズかぁ?
いや、立派な薬草でおます。
邪気払いのアイテムだよ~ん。
菖蒲:サトイモ科の植物。
実は花がきれいな花菖蒲とはまったく別の植物なんだって、知らんかった。
花菖蒲と似ているアヤメやカキツバタはアヤメ科。
友人はずっと大きいニラだと思ってたらしい。
ニラ湯っていったい?
すっごくクサそう!!
今日は端午の節句だから、スーパーなんかでいっぱい売ってるねぇ。
ちなみに、五節句とは、人日(じんじつ)1月7日、上巳(じょうし)3月3日、端午(たんご)5月5日、七夕(たなばた・しちせき)7月7日、重陽(ちょうよう)9月9日、だす。
1月は七草、3月は桃、5月は菖蒲、7月は竹や笹、9月は菊、と植物にみんなからんどりますなぁ。
端午とは、月の端(はじめ)の午(うま)の日のことで、いわゆる忌み日みたいなもん。
中国と日本の習俗が混じり合って、厄払いの日から男の子の祝いの日になり、昭和23年に「子供の日」になったって訳ですよ。
昔は家の軒先に菖蒲とヨモギを下げたり、菖蒲湯に入ったり、菖蒲酒を飲んだり、枕の下に菖蒲を入れる菖蒲枕なんてこともやったらしいね。
「尚武」「勝負」っていうゴロ合わせからも、男の子にピッタシと思われたんだろうけど。
菖蒲とかヨモギとかの独特の香のある植物は、邪気払いの効果があると考えられてたんですなぁ。
一種のアロマ効果?
実際にこれも漢方薬になっておりやした。
菖蒲の根っ子の「菖蒲根」。
神経痛、リュウマチ、腰痛に効果ありだって。
葉、特に根になんたらゆう精油成分が多くて、菖蒲湯に入ると血行がよくなって、疲労回復にいいそうだよ。GWの疲れを癒すのにいいんでないの?
別に子供いなくてもやってみたら?
昔はみんなやってた訳だし。
この時期しかスーパーで売ってないし(笑)。
邪気払い&「勝負!」で、なんか勝てるかもね。
あ、柏餅の柏は新芽が出ない限り古い葉が落ちないってんで、代々子孫繁栄ってこと。
あと、神社でする柏手の手の形に似てるってこともあるし、大きい葉だから器がわりにしたり、昔から神事に使うらしいね。
西では柏はあまり使わないとも聞いたけど、そうなの?
粽(ちまき)優勢?
ということで
今日の開運ポイントは、「昔の行事にも意味がある。たまにはやって楽しもう」。