6月12日に登壇し、「特定慢性疾患等患者見舞金の拡充について」と「農商工連携による地域活性化について」の二項目にわたり、一般質問をさせて頂きました。

今回のブログでは、「特定慢性疾患等患者見舞金の拡充について」を記述させて頂きます。

「小児慢性疾患助成制度」で医療費の助成が認められているのは最長20歳までです。しかし、それ以降「特定慢性疾患等患者見舞金」の支給対象者から除外され、経済的な理由から十分な治療を受けられず病状が悪化する患者さんもいらっしゃるのは事実です。

これは、双方の支給(助成)対象基準が異なることが要因です。

担当課長の答弁によると、邑楽町における直近の実績では、見舞金の支給対象から除外されてしまう患者さんは4名いらっしゃるとの事でした。

一人あたりの見舞金は、月3,000円で年間36,000円です。

今年度の一般会計当初予算は、104億円ですので、仮にこの見舞金を拡充したとしても極僅かな金額になります。
また、十分な治療が受けられず重篤な病状になった場合、それ以上の医療費負担が発生することになりかねません。

橋本町長は、見舞金の拡充について「拡充する方向で早急に検討する。」と答弁されました。

一日も早く実現されることを願うばかりです。

また、小児慢性疾患の児童生徒への配慮(差別や偏見によるいじめ防止など)について、小林教育長からは明瞭かつ具体的な答弁を頂きました。

今回の定例会は、副町長、教育長の新任や人事異動に伴い、質問台から拝見させて頂く景色は、今年3月議会と比較し大きく変化しました。

私は、幾度となくこの変化を拝見させて頂きましたが、その度に「未来のために本気でまちづくりをして欲しい」という町民の皆様の願いを町行政に届けることが、私の使命であると感じています。

この議会の模様は、下のリンクからユウチューブで配信していますので、ご視聴頂けると幸いです。