6月29日(金)10時より中央公民館ホールにおきまして、竣工式が開催されました。

総工費は備品を含め約19億5千万円。

財源の内訳は国からの交付金約6億9千万円、中央公民館建設のための基金から約6億5千万円、町のさまざまな公共施設を整備するための基金から5千8百万円、地方債(借金)4億8千万円、一般財源などから約6千3百万円となっております。

この中央公民館につきましては、議会でも再選直後に私から提案させて頂き、特別委員会を設置致しました。
そこでは、ランニングコストや使用料を中心に議論を重ね、町長と教育委員会に意見書を提出させて頂きました。

その中では、中央公民館を建設する際に大前提とした、社会教育施設の集約化に基づき、早急のうちに現邑楽町公民館と長柄公民館を集約し、ランニングコストを軽減するよう求めております。邑楽町公民館は、中央公民館9月開館と同時に倉庫として利用することが決定しておりますが、長柄公民館はまだ具体的な方針が町から提示されていません。

また使用料についても、町と共催事業であれば無料ということになっておりますが、その共催を許可する基準に曖昧な点が残されております。

9月のグランドオープンに向け、様々な準備事業が展開されておりますが、オープン後にもまだ課題が残されているのが現状です。

多額の血税を投資した大事業ですが、それ以上の価値を生み出すため、町行政のしっかりした運営管理が求められます。

中央公民館が、文化芸術を通じて地域間交流の要となることを願わずにはいられません。

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