12/02 18:56 fnn-news.com
フィギュアスケートのNHK杯で優勝した村上大介選手(23)。日本男子フィギュア界に、新たな新生が誕生した。
一躍、時の人となった23歳の村上大介選手。
2日は、所属先のある富山県で知事を表敬訪問し、疲れた様子も見せず、笑顔を見せていた。
しかし、村上選手は「ちょっと寝たい気分ですね。ちょっと寝不足なので」と本音も漏らしていた。
村上選手は、9歳のころにアメリカでスケートを始め、2006年にはアメリカ代表として活躍した。
翌年、所属を日本に移した。
しかし、2012年に出場したNHK杯では、前日練習で転倒し、右肩を脱臼した。
それでも、肩を入れ直して翌日の試合に臨んだが、相次ぐ転倒で再び脱臼し、滑りきることができず、途中棄権となってしまった。
村上選手は「2012年のNHK杯棄権したあと、アメリカにすぐ帰って手術して、(ほかの選手の活躍を見て)自分はもう終わりかな? とすごく思っていたんですけど、だけど、このまま諦めたら嫌だったので」と語った。
2年前の悔しさを胸に挑んだ、2014年のNHK杯。
村上選手は、4回転を次々と決め、会心の演技を披露した。
自己ベストを40点以上も更新し、見事、初優勝を果たした。
悔しさを糧に、成長を遂げた23歳。
日本男子フィギュア界に、また頼もしい新生が誕生した。
村上選手（陽進堂）Ｖ報告 フィギュアＮＨＫ杯
2014年12月3日 中日新聞
フィギュアスケートのＮＨＫ杯で初優勝した村上大介選手（２３）が二日、県庁に石井隆一知事を訪ね、「優勝は大きなステップアップになった」と活躍を報告した。 （近藤統義）
知事に「トップ争う」
村上選手は九歳で渡米してスケートを始め、二〇一〇年シーズンからは富山市婦中町萩島の医薬品メーカー「陽進堂」に所属している。ＮＨＫ杯ではショートプログラムで三位につけ、フリーで四回転ジャンプを二度成功させて逆転した。
陽進堂の下村健三社長と来庁した村上選手に、石井知事は「感動を与えてくれた。さらに上を目指してほしい」と激励。村上選手は今月下旬に開かれる全日本選手権大会での表彰台を目標に掲げた上で「来年からはフリーで四回転を三度飛び、トップを争っていきたい」と抱負を述べた。
石井隆一知事に優勝を報告した村上大介選手（中）と下村健三社長（左）＝県庁で
フィギュア村上選手、富山で優勝報告 「陽進堂」に所属
深見朋子2014年12月3日09時08分
大阪で先月末開かれたフィギュアスケートのＮＨＫ杯（グランプリシリーズ第６戦）に初優勝した村上大介選手（２３）が２日、富山県庁で石井隆一知事に優勝を報告した。村上選手は、２０１０年から医薬品メーカー「陽進堂」（富山市婦中町）に所属している。
村上選手は「優勝は自分にとって大きなステップアップ。すごくうれしい」と話し、石井知事から激励された。
村上選手は、神奈川県出身でアメリカを拠点に活動。来県は４回目で、この日は大阪から訪れた。取材に「大阪と比べると、富山は寒い。しかし、富山のみなさんのあたたかさには感謝している。２０１８年の五輪出場を目指す」と話した。（深見朋子）
ＮＨＫ杯優勝を石井隆一知事（右）に報告した村上大介選手＝県庁
来年はGPシリーズ2戦に挑戦できるでしょう。
今季は、全日本選手を頑張ってくださいね。
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