安藤美姫vsキムヨナ ゴールデンスピン? | フィギュアスケート研究本

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美姫、今後はミラノを拠点に調整/フィギュア

 東日本選手権最終日(4日、群馬県総合SCアイスアリーナ)今季から安藤を指導するイタリア人のリッツォ・コーチは「フリーの演技はとても満足。以前より滑りが安定してきた」と評価した。

 今後はイタリアのミラノで練習しながら今月下旬のアイスチャレンジ(オーストリア)と12月上旬のゴールデンスピン(クロアチア)で実戦を経験させたいという。体力やスピン、スケーティングの向上を課題に挙げ「イタリアには赤ちゃんも連れてくるだろう。彼女にとって娘は精神的な支え」と話した。(共同)

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総合2位となり、表彰状を渡される安藤美姫(右)=群馬県総合スポーツセンターアイスアリーナ(撮影・大里直也)

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演技をする安藤美姫=群馬県総合スポーツセンターアイスアリーナ(撮影・大里直也)

美姫 逆転2位で全日本切符!ソチ五輪へ望みつなぐ

 何とか生き残った。14年ソチ五輪代表第2次選考会を兼ねて行われ、4月に女児を出産した安藤美姫(25=新横浜プリンスク)は女子フリーでトップの105・24点をマーク。合計を147・21点とし、前日のSP13位から2位と逆襲した。上位5位に与えられる全日本選手権(12月21日開幕、さいたまスーパーアリーナ)の出場権を獲得。崖っ縁の状況から巻き返したが、五輪代表を争う浅田真央(23=中京大)らとの差は大きく、夢舞台へ厳しい戦いが続く。

 覚悟を決めていた。SPで13位と出遅れた安藤は、全日本切符獲得の5位以内に入れなければ、この日のフリーが国内大会のラスト演技だった。「日本での試合は最後かもしれない。悔いが残る終わり方はしたくない」。意地のフリー1位で合計147・21点をマークし、逆襲の浮上2位。合計点は復帰後3試合の中で最も低く、優勝した西野に17・14点差もつけられたが、熱狂的なファンはスタンディングオベーションで安藤を称えた。

 「SPが13位だったので半分諦めてて、その中でも自分ができる演技を諦めずにするのが、競技者としてやるべきことだと思っていた」

 冒頭の3回転ルッツ、ダブルアクセル―2回転トーループでバランスを崩したが、転倒せずに何とかこらえた。10月の関東選手権後、ルッツが不調に陥り、今大会前の成功率は1割程度。回避するプランもあったが、SP、フリーともにプログラムに組み込んだ。「回避したら逃げになると思った」。表現力を示す5項目の演技点はSPで5点台が4項目あったが、この日は5項目全てで6点台と一夜で回復した。

 4月に女児を出産して半年以上が経過。安藤が不安を持っていたのは体力面ではなく、足の筋力低下だった。関東選手 権後、連日筋力トレーニングに励み、「筋力アップにつながった」と、フリーのジャンプは大きなミスなくまとめた。だが、復帰してから課題のステップは、下から2番目の評価のレベル2。3度のスピンもレベル2が2つに最低難度のレベル1が1つと、改善の兆しはない。GP初戦で204・55点をマークした浅田らと争う五輪代表。「五輪のレベルには全然ない」というのが現実だ。

 最終決戦の全日本へ向け、国際大会に2試合出場する。19日開幕のアイスチャレンジ(オーストリア・グラーツ)に招待出場することが決まっているが、12月上旬にも国際大会から招待状が届いている。「海外の方がリラックスしてできる。リンク環境は海外の方がいい。日本では集中して練習できない」。今週末にイタリアに渡って調整。「全日本が日本で最後の試合になると思うんで。頑張らないといけない」。わずかな可能性を信じて、元女王が全力を尽くす。

[ 2013年11月5日 06:00 ]スポニチ

美姫ソチ五輪へ残った 2位で全日本へ

2013年11月5日デイリースポーツ

「フィギュアスケート・東日本選手権」(4日、群馬県総合SCアイスアリーナ)

 シニア女子フリーで、SP13位の安藤美姫(25)=新横浜プリンスク=は、フリー1位の105・24点をマークし、合計147・21点の2位で、5位までに与えられるソチ五輪代表最終選考会の全日本選手権(12月21日開幕・さいたまスーパーアリーナ)の出場権を獲得した。西野友毬(20)=明大=が164・35点で優勝し、2度の五輪出場の実績を持つ村主章枝(32)=Kappa=は11位で全日本出場を逃した。

 崖っぷちから生還した。SP13位から、ミスを最小限に食い止める意地のフリー演技で2位へ浮上。ソチへの可能性をつなぎ止めた安藤は「SP13位で半分あきらめていたけど、悔いが残る終わり方はしたくなかった。今、自分が持っているものは出せたんじゃないかと思う」と、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

とはいえ、目標の五輪出場へは厳しい現実が立ちはだかる。GPシリーズに出場できない安藤が確実に五輪に出場するには、全日本選手権での優勝が求められる。

 今大会の合計147・21点は、優勝候補筆頭の浅田真央がスケートアメリカで出した204・55点と60点近い開きがある。スケートカナダ2位の鈴木明子(193・75点)、中国杯4位の村上佳菜子(165・95点)、同6位の今井遙(150・30点)にも及ばない。選考対象に入る3位以内すら厳しい状況だ。

 今後は、指導するイタリア人のリッツォ・コーチの下、イタリア・ミラノで調整。招待を受けたアイスチャレンジ(19日開幕、オーストリア・グラーツ)に出場する。「もう1つ招待を受けています。思い入れのある場所であるし、ぜひ出たい」と、別の海外大会から招待を受けていることを明かした。ジュニア国際大会初優勝を飾ったクロアチア・ザグレブでのゴールデンスピン(12月上旬)で実戦を経験する。

「全日本は日本での最後の試合になる。(世界女王になった)2シーズン前の自信を取り戻したい」。審判の日までに、かつての輝きを取り戻せるか。

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フリーで華麗な演技を披露する安藤美姫(撮影・持木克友)

【フィギュア】「半分あきらめていた」…美姫に聞く

◆フィギュアスケート 東日本選手権最終日(4日・群馬県総合SCアイスアリーナ) 女子フリーを行い、4月の女児出産を経てソチ五輪を目指す安藤美姫(25)=新横浜プリンスク=は今季自己最高の105・24点を出して1位となり、ショートプログラム(SP)との合計147・21点で2位に入り、上位5人に与えられる五輪代表最終選考会の全日本選手権(12月21~23日・さいたまスーパーアリーナ)出場権を獲得した。3日のSP13位と大きく出遅れた元世界女王は、現役最後の目標となるソチへ希望をつないだ。

 ◆美姫に聞く

 ―声援が大きかった。
「(リッツォ)コーチは『リンクでは一人だけど僕もそばにいる』と言ってくれて、会場も一つになってくれた。たくさんの声援が聞こえて後押しされたし、助けられた。100%まではいかないけど、今の自分は出し切った」

 ―SP13位でスタート。
「もう半分あきらめていたが、悔いの残らないようにできる限りやろうと思った。競技者として戻る決断をしたのは自分。自分で決断したことに悔いは残したくない」

 ―自信は生まれた?
「全く自信はない。ただ、SPの後に集中してできたことは、いいモチベーションになる」

 ―復帰3戦目。
「正直、初戦が一番良かった。スピードを出して滑れたし、試合を楽しむ気持ちも含めて、ドイツの試合が一番自分らしく滑れていた。その後のブロック予選はきつかった。でも、トレーニングの成果で疲れは少なくなった」

 ―体力不足か?
「体力じゃなくて、足の筋力の低下。スケーティングや演技の後半に影響している。ほぼ毎日足を中心に筋力アップしているが、疲労がたまって氷上では余計跳べなくなる。試合前は疲れを残したくないので、氷上練習を増やした」

 ―ここまでの道のりは?
「自分は人とは違う経験を経て決断した。海外では出産を経験してからもアイスショーなどで滑っている選手は多いが、現実的には大変な選択だったと感じている」

 ―全日本に向けて。
「頑張らないといけないなと思う。日本のトップ選手が出てくるので、(休養前の)3季前の自分の演技に近づけたい。もう一度全日本で滑るチャンスをつかむことができて、プラスに動いていると思う」

 ―五輪選考会に挑む。
「五輪イヤーといっても特別ではない。毎年と同じように全日本に出て、やるべきことができれば満足。気持ちの弱さに勝つことが大事」

 ―ジャンプの目標は?
「SPで3回転ループの回転が抜けたのは初めてのことでビックリした。自信を持って跳べるように調整したい。あとは3回転ルッツを2本入れられるように」

(2013年11月5日06時02分 スポーツ報知)

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全日本選手権の出場権を得た安藤は、すがすがしい表情で会場を後にした

ソチ残った!美姫、崖っ縁から大逆転2位

2013.11.5 05:02サンスポ

 東日本選手権最終日(4日、群馬県総合SCアイスアリーナ)生き残った! 女子フリーで、ショートプログラム(SP)13位と出遅れた安藤美姫(25)=新横浜プリンスク=が、1位の105・24点をマーク。合計147・21点で2位に入り、5位までに与えられる12月の全日本選手権(21~23日、さいたま)出場権を獲得した。来年2月のソチ五輪へ望みをつないだママさんスケーターが、最後の大勝負に挑む。西野友毬(ゆうき、20)=明大=が164・35点で優勝し、五輪2大会出場の村主章枝(32)=Kappa=は122・95点で11位だった。

“不死鳥”はまだ燃え尽きていなかった。ストラビンスキー作曲の『火の鳥』に乗った安藤は、4分9秒を懸命に演じきった。充実の笑顔を浮かべると、観客が総立ちで祝福。その光景がすべてを物語っていた。

 「日本でやる最後の試合になるかもしれないと思った。悔いだけは残したくなかった」

 冒頭の3回転ルッツはバランスを崩しながらも何とか持ちこたえた。10月の関東選手権(横浜)後、不調に陥ったジャンプだった。練習での成功確率はわずか10分の1。回避する手もあったが、投入を決断した。4月に女児出産後、復帰戦となった9月のネーベルホルン杯(ドイツ)の103・07点を上回るスコアをたたき出した。

 今後はコーチを務めるバルテル・リッツォ氏の母国イタリアへ飛び、ミラノで調整しながら今月下旬のアイスチャレンジ(オーストリア)、12月上旬のゴールデンスピン(クロアチア)に出場。海外へ“脱出”し、雑音を封じ込める。

置かれた状況が厳しいことに変わりはない。グランプリシリーズ開幕戦のスケートアメリカで、浅田真央(中京大)は204・55点で優勝し、第2戦のスケートカナダでは、鈴木明子(邦和スポーツランド)が193・75点で2位。ともにバンクーバー五輪に出場したライバル2人との差は歴然といっていい。

 「大変な選択をしたと感じている。道のりは険しいけど、後悔は全然していない」

 出産を経てリンクに戻ってきた意地がある。上州の空っ風を吹き飛ばしたママ美姫が、逆風を“追い風”にする。 (江坂勇始)

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演技をする安藤美姫=群馬県総合スポーツセンターアイスアリーナ(撮影・大里直也)

安藤美姫が示した“逃げない姿勢”
苦境を乗り越え、全日本切符を獲得


スポーツナビ2013年11月4日 21:30

SP13位から一気に2位まで浮上

安藤美姫(新横浜プリンスクラブ)は追い込まれていた。11月4日に群馬県総合スポーツセンターアイスアリーナ(前橋市)で行われたフィギュアスケートの東日本選手権、女子フリースケーティング(FS)。前日のショートプログラム(SP)で41.97点の13位に沈んだ安藤は、FSで巻き返しを図ることができなければ、この日でソチ五輪への挑戦が終わりを告げる状況に陥っていた。10月の関東選手権ではSPでまずまずの滑りを見せながらも、FSではスタミナ不足を露呈。不安をのぞかせていただけに、12月の全日本選手権出場(21日~23日)に暗雲が立ち込めていたのは間違いなかった。

 しかし、元世界女王はこの逆境を見事に跳ね返した。冒頭の3回転ルッツで手をつき、2アクセル+2トゥループでステップアウトしたが、3サルコウ+2トゥループなどそのほかのジャンプはうまくまとめ、出場24人中で最高となる105.24点をマーク。一気に逆転し、2位で全日本選手権出場を決めた。

「SPでジャンプの調子が悪かったので、正直不安でした。ただ日本でやる試合が今日で最後になるかもしれないと思ったので、もう1度競技者としてやることは自分で決断したことだし、悔いを残すことだけはしたくないと思っていました」

 その言葉通り、安藤は果敢な演技を披露した。直前の6分間練習から入念にジャンプの調子を確かめ、本番でも「火の鳥」の曲に合わせ、3ルッツや前日に失敗し「回避することも考えた」という3ループに挑戦した。3ルッツはバランスを崩したが、3ループは見事に着氷。こうした積極性が胸を打ったのか、満席で埋まった会場内は観客のスタンディングオベーションで沸きあがった。

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SP13位からの巻き返しを見せた安藤。強い心でフリーに臨んだ【坂本清】

いかに不振から立ち直ったのか

FSの演技終了後、ようやく緊張から解放されたのか、安藤は時おり笑顔を見せながら取材に応じ、現在の心境を語った。

「満席のお客さんの中で演技することができて、本当に幸せな時間でした。得点のために滑っているわけではないですけど、昨日から持ち直すことができたのは良かったし、よくまとめたなと思います。まだまだ筋力が弱いですが、関東選手権よりは良くなっています。会場の声援も後押ししてくれました。SPが13位だったので、半分あきらめていたんですが、悔いの残らない演技をあきらめずにやることが競技者。どんな結果に終わろうと他の競技者と一緒に滑ることができたのはうれしいです」

 SPでの不振からいかに立ち直ったのか。前日の朝の練習では調子が良く、「驚くほどジャンプが高かった」と、バルテル・リッツォコーチは明かしたが、試合直前になると安藤は極度の緊張でナーバスになっていたという。そのためSPでは良い演技ができなかったが、リッツォコーチは前夜に対話をすることで安藤の心に落ち着きを与えた。

 またリッツォコーチはこの日、朝の練習を軽めにした。10時から試合が始まるため、安藤は4時に起きて準備をしたが、25分ほど軽めに動いただけだという。安藤が前夜に疲れを訴えたため、本番に備え、エネルギーをためておくことに注力した。「今日は心が安定していた。最初の2つのジャンプの後のスピンもコントロールできていたし、最後まで演技を通すことができた。もっと得点を取れる可能性もあったと思う。もちろん、彼女の演技は発展の途中で、体力的にももっと良くなる。今日は後半の演技を我慢でき、しっかり戦えたのでとてもうれしい」と、リッツォコーチは評価した。

 安藤自身もリッツォコーチの存在を心強く思っている。「リンクで演技するのは私1人ですけど、コーチが『僕もそばにいるから』と言ってくれたので安心していました」。安藤の演技は感情に影響されることが多い。人一倍、繊細な感性を持つだけに、壊れやすくもあるが、その危うさも安藤の魅力。今回の試合ではコーチや観客のサポートもあり、うまく感情の波が流れに乗っていた。

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「正直不安」だったと話すフリー。しかし観客の声援が背中を押した【写真は共同】

「弱気なままで逃げたくなかった」

なんとかソチ五輪出場へ最低条件となる全日本選手権の出場権はつかんだ。しかし、安藤自身も認識しているとおり、現状のままでソチへの切符をつかむのは困難を極めるだろう。

「とにかく頑張らないといけないですね。レベル的にも本来のレベルに達していない。全日本選手権は日本のトップにいる選手が出てくるので、2シーズン前の自分のスケートに近づけるように練習していきたいです」

 光明を見いだせるとしたら、SPで散々な結果に終わりながらも、FSで“逃げない姿勢”を示せたことか。前日に失敗した3ループと、「10回跳んでも1回成功するかしないか」という3ルッツをFSに組み込んできたが、確実に点数を取るためには回避することはできた。事実、そういう選択肢もあったという。しかし、「簡単な道を選んではいけないし、選手として他の選手と向き合う姿勢を持って出場しているので、自分が決めたことに弱気なままで逃げたくなかった」という安藤自身の意思で、リスクを冒して挑戦に踏み切った。

 試合でジャンプを跳んでこそ自信にもつながる。「まだ自信があるという言葉は使えないし、自信はまったくありません」と安藤は語ったが、最後まで滑り切れたことは今後への良いモチベーションとなることだろう。

 2年間の休養後、4月に復帰を発表してから険しい道を歩んできた。だが、この挑戦は安藤を確実に成長させている。思った以上に大変な選択だったと笑っていたが、後悔はないという。「五輪にはすごく出たいと思っていますが、出たくても簡単に出られるものではないです。いまは全日本選手権で滑るチャンスをいただけたので、目の前の試合に精いっぱい臨むだけです。自分の気持ちの弱さに勝つことが大事だと思っています。日本で戦う最後の試合になると思うので、お客さんの力を借りながら、自分らしくやっていきたいです」。12月22日、世界を制した元女王が、競技生活の最後となる大一番に立ち向かう。

<了>

(文・大橋護良/スポーツナビ)

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五輪代表決定の大一番までは2カ月弱。挑戦のゴールは――【坂本清】

安藤選手とジョニーが似ていると昨日の記事で書きましたが、ジョニーがツイッターで、ミキティにメッセージをしています。

↓昨日の記事はこちらです。

http://ameblo.jp/shuppansports/entry-11668473259.html
安藤美姫 ソチ五輪に望みつなぐ

↓ジョニーのツイッター

https://twitter.com/JohnnyGWeir

Johnny Weir-Voronov ‏@JohnnyGWeir

19時間

Screaming YAY! Mama-chan will compete for a spot in @2014Sochi at All Nippon Championships! Love you @M1K1_ANDO ! You show us such strength!

イエーと叫ぶ! ママ-チャンは、全日本選手権大会で@2014Sochiを争います! あなたを好きです@M1K1_ANDO! あなたは、我々にそのような強さを見せてくれます!

Johnny Weir-Voronov ‏@JohnnyGWeir

11月4日

Praying so much for @M1K1_ANDO at the Eastern Sectional in Japan! Fight hard Mama-chan! We believe in you!

東日本選手権で@M1K1_ANDO の為に祈っています! ママチャン一生懸命頑張れ! 我々はあなたを信じています!

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ジョニーは優しいですね。

↓別ブログに、ジョニーのプル様への誕生日メッセージを紹介しております

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-11670248833.html
プルシェンコ ミーシン 聖火リレーに参加


拠点をミラノに移すのは、日本のリンク事情がやはり良くないからでしょう。

リッツォ・コーチは安藤選手の事をいろいろと考えてくれていますよね。

彼の存在が、SP後、棄権も考えいてた彼女を奮い立たせたようです。

 『安藤自身もリッツォコーチの存在を心強く思っている。「リンクで演技するのは私1人ですけど、コーチが『僕もそばにいるから』と言ってくれたので安心していました」。安藤の演技は感情に影響されることが多い。人一倍、繊細な感性を持つだけに、壊れやすくもあるが、その危うさも安藤の魅力。今回の試合ではコーチや観客のサポートもあり、うまく感情の波が流れに乗っていた。』

諦めず、フリーに挑んだ事は、決して無駄にはなりませんでした。

ここで棄権していまっていたら、全日本への道を自ら断ってしまっていましたよね……。

『今後は、指導するイタリア人のリッツォ・コーチの下、イタリア・ミラノで調整。招待を受けたアイスチャレンジ(19日開幕、オーストリア・グラーツ)に出場する。「もう1つ招待を受けています。思い入れのある場所であるし、ぜひ出たい」と、別の海外大会から招待を受けていることを明かした。ジュニア国際大会初優勝を飾ったクロアチア・ザグレブでのゴールデンスピン(12月上旬)で実戦を経験する。』


キムヨナ選手が、安藤選手が出ると予定しているゴールデンスピン大会、またはウクライナオープンに出る可能性があるようです。

↓ニュース動画が見れます

http://news.sbs.co.kr/section_news/news_read.jsp?news_id=N1002063693

"キム·ヨナ、クロアチア、ウクライナ大会の一つ出場"

最終編集:2013-11-05 01:45

<アンカー> キム·ヨナ選手が来月クロアチアやウクライナ戦の一場所出場します。出場が有力だったドイツのNRW大会には出ないことにしました。 ギムヒョンヨル記者の報道です。

<記者> NRW大会は、エントリを終了したが、キム·ヨナは、申請書をませんでした。 昨年の復帰舞台でシーズン最高点で優勝した良い記憶がありますが、参加申し込みの締め切りが迫っており、大会の詳細日程が決まっていない他の大会で注目を回した。

これで来月5日クロアチアで開幕するゴールデンスピン大会や、18日に開始するウクライナオープンのいずれかを選ぶ予定です。 足の甲の負傷から急速に回復しているキム·ヨナは来月大会で世界的な注目を集めているオリンピックプログラムを初めて披露します。

【キム·ソニョン/キム·ヨナの所属事務所関係者:クロアチア大会が今週の10日まで(申し込み)締め切りであるため、その前に(出場大会を)決定していないかと思います。] --- 一方、NRWトロフィーアイスダンスジュニアでは、韓国国籍のレベッカ·キムがロシア人選手キリルミノプとペアを組んで史上初の金メダルを取った。 国際大会の規定に二人の選手の国籍が異なる場合は、1ヶ所を選択することができますがレベッカ·キム-キリルミノプ組は昨シーズンから韓国代表で活躍しています。


↓ヨナさんの体調は、現在、こんな感じのようです。

http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2013/10/30/2013103001585.html?news_Head1

キム·ヨナ "体調も回復... 12月の大会出場"

ニューシース 2013.10.30 11:57

"現在の体調は70%程度"

 'フィギュア女王'キム·ヨナ(23)がベールに包まれていた体の状態について口を開いた。キム·ヨナは30日、ソウル蘆原区ゴンルンドンの泰陵選手村チャンピオンハウスで開かれた2014年ソチ冬季オリンピックD-100日、国家代表役員·選手の記者会見に参加して"痛みは、多くが良くなった状態だ。ジャンプの練習も可能だ"と明らかにした。

 彼女は"今後も運動をして痛みが完全になくなることは難しいが、多くが良くなった。トリプルジャンプもすべて消化をしている"と述べた。続いて、 "大会に出ては、ジャンプが跳べなく、体力に自信なければならない。全体的に見ると、体の状態は70%くらいになったようだ"と説明した。

 2010年バンクーバー冬季オリンピックで歴代最高点である228.56点を受けて金メダルを首にかけたキム·ヨナは、その後引退を置いて悩んだ。キム·ヨナはソチ冬季オリンピックでもう一度挑戦することに心を固めた。昨シーズンの復帰戦で201.61点を得たキム·ヨナは去る3月、カナダ、ロンドンで開かれた世界選手権大会で218.31点を得て優勝、健在を誇示した。

 2013~ 2014国際氷上競技連盟(ISU)グランプリシリーズ出場を念頭に置いていたキム·ヨナはけがというサンゴ礁に会った。右中足骨微細損傷と診断を受けたこと。ソチ冬季五輪出場は無理がありませんがグランプリシリーズ出場が不発された。グランプリシリーズに出なければ、実戦感覚に問題がある可能性があります。大きな舞台であるソチ冬季五輪の初舞台とすることは容易ではない。

 キム·ヨナは"ソチ冬季五輪に出場可能な大会を悩んでいる12月中にB級大会に一回出場しないかと思う"と伝えた。12月に開かれるISU主催大会の中でキム·ヨナが言及したB級大会は3つほどだ。キム·ヨナは3つの大会を置いて 長考を重ねている。怪我を会うことはしたが、キム·ヨナの覚悟は堅かった。キム·ヨナは"ソチ冬季オリンピックは、第二のオリンピックであり、引退の舞台になるだろう"とし、 "これまで以上に楽しく、良い経験をして帰って来る"と覚悟を表わした。

 彼女はソチ冬季五輪までに体力を補完することがカギだと強調した。"これまでショートプログラムで強いコンセプトをしたし、フリースケーティングプログラムが叙情的であったが、今回は反対だ"と言ったキム·ヨナは"フリースケーティングプログラムがテンポが速く、スタミナを必要とするようだ"と伝えた。

 キム·ヨナは"これまでずっと訓練をしてきた。訓練で満たしていないことは、他の部分に埋めオリンピック時には体力に大きな無理がないと思う"とし、"プログラムは、体に熟した状態だ。完全に消化するまでに時間がかかりますが、ソチで完全に消化することができるようにするのが目標"と誓った。

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もし、ゴールデンスピン(クロアチア)にキムヨナ選手がエントリーしたら、安藤選手とぶつかります。

同じく2年休養した選手同士の演技を見比べるチャンスかもしれません。

只、安藤選手は出産をしていますから、少々不利かもしれません。

しかし、反対にキムヨナ選手は怪我の復帰からなので、演技自体は、いい勝負かもしれませんね。

演技を見て、得点の差がどういう風に出るのか、確かめるにはちょうど良い大会となるかもしれません。

只、安藤選手が、ゴールデンスピン(クロアチア)に出るので、やめて、ウクライナオープンの方にするかもしれません。

安藤選手はマイペースで行くしかないです。

少しでも、試合の経験を積んで、全日本に備えるだけだと思います。



↓いつも、ありがとうございます。


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